元々の主役だったジスが、校内暴力を巡る議論の影響で降板し、これまで彼が出演した6話までをVODサービスでも中止せざるを得なかった。
このため韓国では、社会的に物議をかもした人物に対する非難は当然だが、ドラマに参加したほかの俳優やスタッフの苦労がすべて水の泡となることは残念だという声が広がっていた。
本作は3月8日に放送された7話からナ・イヌがジスの代わりに登板し、VODサービスでも視聴可能となったが、6話までがごっそり抜けており、7話から見始めた新しい視聴者たちは、ストーリー展開についていけないと言われていた。そのため、前回の内容を見たいという意見とともに、6話分の撮り直し要請が相次いでいた。
これに対し、ドラマ側はナ・イヌ主演で1~6話の再撮影を決定し、これまでの漂っていた暗い雰囲気を払しょくした。今回の決定で既存の視聴者も作品序盤のナ・イヌ演じるオンダルを改めて視認できるようになり、新たな視聴者層も獲得するものと期待が集まっている。
今回のことについて制作サイドは、「1~6話をまた見たいという視聴者の意見も増えている。既存の視聴者たちが集中を助け、新たな視聴者を獲得できるよう該当回を撮り直し、再放送サービスを再開する予定」と伝えた。