新ドラマ『模範タクシー』が、新たな“ダークヒーロー”の誕生を予告している。
SBSドラマ『ペントハウス2』(原題)の後続として、同枠で4月9日放送開始予定のSBS新ドラマ『模範タクシー』(原題)は、「正義が消えた社会、電話1本でOK」というキャッチフレーズの謎に包まれたタクシー会社“ムジゲ(韓国語で虹の意)運送”に属するキム・ドギ(演者イ・ジェフン)らが、無実の被害者に代わって復讐を成し遂げるリベンジ代行劇だ。
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本作は韓国のウェブトゥーンが原作となっており、日本でもLINEマンガに『リコール~復讐代行サービス~』という邦題で掲載されている。
社会派作品を得意とするパク・ジュンウ監督がメガホンを取り、クライムアクションエンターテインメント作品に特化した脚本家オ・サンホが携わっていることでも注目を集めている、2021年上半期の期待作だ。
被害者の私的な復讐を完遂する『ムジゲ運送』の5人組、イ・ジェフン、キム・ウィソン(チャン・ソンチョル役)、ピョ・イェジン(アン・ゴウン役)、チャン・ヒョクジン(チェ・ギョング役)、ペ・ユラム(パク・ジンオン役)が披露するチームプレーへの関心が、放送前から高いようだ。
それぞれ異なるスキルを持った人物たちが披露するコンビネーション、そして彼らが協力して懲悪する過程で発生するシナジーとスリルに期待が集まっている。
“ムジゲ・ダークヒーローズ”の主軸、イ・ジェフンの能力はメインプレーヤーらしく最高だ。彼は特殊部隊出身らしい直観力、判断力はもちろん、揺るぎない大胆さまで兼ね備えている。それだけにとどまらず、カーレーサー顔負けのドライビングテクニックや、数多の敵を軽く制圧するフィジカル、ひいてはターゲットに接近するための偽装術まで駆使する最強能力者だ。
悪党たちを断罪し、視聴者に痛快なカタルシスを届ける“ダークヒーロー”の誕生を期待させている。
キム・ウィソンは厚いリーダーシップと生まれつきの協調性を持つリーダーで、ムジゲ運送チームが繰り広げる復讐代行の始まりと終わりに責任を持つ。
何よりも、表面的には犯罪被害者支援財団である「青い鳥財団」の代表を歴任し、対外的な好イメージで検察関係者と親交を深めて捜査情報を得るなど、ギリギリ作戦の先鋒として緊張感を煽る予定だ。
ハッカーのピョ・イェジンは監視カメラ、携帯電話、PCなどのデジタル機器をフルに駆使し、加害者の身上を暴いて計画の青写真を描く。それだけではなく、最先端デバイスが完備されたバンで現場に赴き、イ・ジェフンの目と耳としての役割も担うようだ。
最後にチャン・ヒョクジンとペ・ユラムはチームのエンジニアとして手腕を見せつける。「チェ主任」と呼ばれているチャン・ヒョクジンは、模範タクシーに装備される様々なテクノロジーを実現させるエンジニアだ。
また、「パク主任」のペ・ユラムは、模範タクシーとバンに必要な全てのチューニングを担当する。常に2人1組で動くチャン・ヒョクジンとペ・ユラムは、“ムジゲ・ダークヒーローズ”が繰り広げる偽装戦術の8割を担うことになり、2人の愉快なコンビプレーにも期待が持てそうだ。
制作サイドは「『模範タクシー』は個性豊かな人物のキャラクタープレーとともに、粘り強いチームプレーが生きているドラマだ。それぞれの事件と悪党によって変身する彼らの、多彩なチームワークを見守ってほしい。また、イ・ジェフン、キム・ウィソン、ピョ・イェジン、チャン・ヒョクジン、ペ・ユラムの演技の息もぴったり合っている。本放送を期待してほしい」とし、視聴者の期待を煽っている。
2021年上半期の期待作『模範タクシー』は、現在絶賛放送中の『ペントハウス2』と同枠で、4月9日に初回が放送される。
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