『ペントハウス』出演女優キム・ヒョンス、“元子役”から大人の女優になるまで【インタビュー①】

2021年01月14日 話題

女優キム・ヒョンス(21)が、『ペントハウス』で女優人生初となるキャラクターに出会った。

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『ペントハウス』で彼女が演じたペ・ロナという役は、“不遇の人生を送ってきた無資格の不動産コンサルタント”オ・ユンヒ(演者ユジン)の娘で、度胸とたくましさを持ち合わせたキャラクターだ。

2013年に放送された『星から来たあなた』で彼女は、主人公チョン・ソンイ(演者チョン・ジヒョン)の子供時代を演じていたが、『ペントハウス』では1人の役者として物語の主軸となった。しかも、シーズン1終盤の厳しい試練にも屈せず、シーズン2での新しい姿も期待させた。

キム・ヒョンスは「昨年4月から皆で苦労しながら撮った作品だ」とし、「もうシーズン1が終わることが残念。それでも視聴者の方がたくさん関心を持ってくださり本当に感謝している。本当に幸せな時間だった」と、シーズン1を振り返った。

(写真=HODU&Uエンターテインメント

「ペ・ロナ」という役について

『ペントハウス』で演じた「ペ・ロナ」という役は、彼女がこれまで演じてきた役のなかで最も強烈なキャラクターだ。

続いて彼女は「ロナは自分の夢に対する野望が強く、その夢のために苦難を乗り越えていく子だ。ロナの強さがしっかりと伝わることを意識した。実際の私とは少し違う性格なので撮影前は心配だったが、ロナがまだ思春期の少女で、声楽への情熱が並々ならぬ子という部分に集中しようとした。よく表現できたかはわからない」と謙遜さをのぞかせた。

激しい感情を持つペ・ロナを演じてきた8カ月間は、苦労も少なくなかったはずだ。 キム・ヒョンスは「こんなに長く、視聴者の反応が熱い作品が初めてだったので、いろいろと学ぶことも多かった。最初はロナの世間と母に対する恨みと怒りで私自身もつらかったが、ロナのことを理解しようと努力した」と、役作りの苦労を語った。

元子役を脱して、20代女優としての今後

いつのまにか今年でデビュー10年目を迎えたキム・ヒョンスは、今や立派な20代の女優に成長した。彼女のフィルモグラフィーにとっても『ペントハウス』は重要な作品となったはずだ。

(写真=HODU&Uエンターテインメント

「今は“元子役”という言葉にあまり負担を感じていない。今までやってきた通り、様々な作品に出演すれば自然になくなる肩書きだと思ってきた」とし、「幸い今は多くの方が『ペントハウス』のペ・ロナとして、私のことを覚えてくれているようだ。新しい肩書きは“信じて見られる俳優”になってほしい。視聴者が“信じて見られる俳優”になれるよう努力したい」

続いて「10年という時間は短くないと思うが、今まで女優を続けられて本当に感謝している。2020年は『ペントハウス』シーズン1の撮影でロナとして過ごしたが、2021年もシーズン2の撮影が続いているので、健康で無事に終わることを願っている」と、語った。

(つづく)

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