国際指名手配中の女優ユン・ジオに死亡説が浮上…真相はいかに

2020年11月24日 話題

チャン・グンソク主演の映画『キミはペット』などに出演した女優のユン・ジオに突然の死亡説が持ち上がり、一時騒然となった。ただ、SNSをハッキングされた可能性も排除できないという。

ユン・ジオは、性接待を苦に自ら命を絶った“故チャン・ジャヨン事件”の情報提供者でもある。

【関連】チャン・ジャヨン事件とユン・ジオの関係とは?

11月24日、ユン・ジオのSNSには、彼女が死亡したような内容の書き込みが掲載された。掲示板には「こんにちは。ジオの家族です。私たちのジオがどうか安らかに休めるようお願いします。とても優しくてきれいな子です」との文言が残された。

また、「最後に準備した公論化と私的用途使用のない口座を全額公開。故人のための映像は後日、整理が終わればお願いした通りに掲示し、ここは思い出を保管する場所とする」とし「どうか推測性と悪質コメントは自制してください」とのコメントも残された。

(写真=ユン・ジオInstagram)

これらを受けてオンライン上ではユン・ジオの死亡説が広まったのだ。

しかし一部では、「ユン・ジオSNSアカウントが誰かによってハッキングされた」という疑惑も提起されている。ユン・ジオの知人だと自称する数人はユン・ジオSNSコメント欄に「ハッキングです。ユン・ジオさん無事です」「ユン・ジオさんの知人です。通話で無事であることを確認しました。アカウントをハッキングされ、現在は専門家を通じてアカウント復旧を試みています」とし、「誰がこんなに悪辣なことをしたのか明らかにし、必ず処罰を受けるようにする」と死亡説を否認した。

ユン・ジオは昨年、故チャン・ジャヨン事件の証言者として出廷した。

故チャン・ジャヨン事件の参考人調査に出席したが…

故チャン・ジャヨン事件とは、女優チャン・ジャヨンが2009年3月、起業家や大手新聞社関係者、芸能事務所関係者らに性的暴行を受けたと暴露してこの世を去った事件のこと。当時、韓国芸能界を揺るがす特大スキャンダルとなったが、調査もまともにされず、真相が明らかになることはなかった。

彼女を苦しめた人物の名前が書かれたとされる“チャン・ジャヨンリスト”があるかないかという点も議論され、ユン・ジオはその目撃者を名乗り出て2019年3月に参考人調査に出席するが、彼女が故人と深い関係ではなかったという事実が明らかになると、様々な疑惑が提起された。

このため、彼女の発言に対する信頼が少しずつ落ち、後援金を私的に運用したなど様々な雑音が飛び出すようになってユン・ジオはカナダに出国した。

ユン・ジオは現在、インターポール(国際刑事警察機構)の「国際指名手配中」だといわれているが、彼女は無罪を主張している。

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