パク・ソジュン&パク・ミニョン主演『キム秘書』の“特別すぎるカメオ出演”、いくつ気付いた?

現在、Netflix(ネットフリックス)で爆発的な人気を獲得しているドラマといえば、『キム秘書はいったい、なぜ?』だ。

人気俳優パク・ソジュンとパク・ミニョンの共演、明るくて甘いストーリーと人気の理由は多岐にわたるが、実は韓国放送当時、“特別すぎるカメオ出演”で話題になった作品でもあることをご存じだろうか。

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余程の韓ドラ通でない限り、気付かないかもしれないが、『キム秘書』にスパイスを加えたカメオ出演者をまとめてみた。

ミソの両親役は“ある作品”でも夫婦役

第3話では、気が進まないながらもキム・ミソ(演者パク・ミニョン)が男性を紹介される。その男性を演じたのは、カメオ出演の俳優パク・ビョンウンだ。

パク・ビョンウンは劇中、本編でも重要なカギを握る24年前の誘拐事件について「有名グループの子弟が拉致された事件」という決定的な情報を提供する。また、イ・ヨンジュン(演者パク・ソジュン)とはまったく異なる魅力を発揮し、ヨンジュンの嫉妬心を刺激したりもした。パク・ビョンウンの普段見せないコミカルな演技は放送当時、話題となった。

(画像=tvN)上からパク・ビョンウン、イ・ミンギ&チョン・ソミン、コ・セウォン&イ・スギョン、ソ・ヒョリム、ソン・ソンユン

回想シーンに登場するキム・ミソの両親役も、注目したいポイントだ。ドラマ『この恋は初めてだから』(2017年)で夫と妻を演じた俳優イ・ミンギと女優チョン・ソミンが、再び夫婦となって呼吸を合わせている。

幼い頃のミソの両親役を引き受けた2人は、回想シーンに登場。“ロック魂”に満ちた父親と、明るい笑顔と思いやりあふれる母親を完璧に消化し、韓ドラファンに楽しさをプレゼントした。ちなみにイ・ミンギ&チョン・ソミンに続いて、幼い頃のヨンジュンの親役はコ・セウォンとイ・スギョンがカメオ出演している。

恋の相談役の元妻、誘拐犯もカメオ出演

イ・ヨンジュン副会長の親友であるパク・ユシク(演者カン・ギヨン)の離婚した元妻は、女優ソ・ヒョリムが演じた。特にソ・ヒョリムの登場は、イ・ヨンジュンの恋愛については物知り顔でアドバイスするが、自分の恋愛はできないパク・ユシクのキャラクターを際立たせ、好評を得た。

第1話で声の出演で登場を知らせたソ・ヒョリムは、第11話で親戚と自分の仲を誤解するパク・ユシクに向かって「なぜそんなに軽率なの?」と毒舌を吐き、話題になった。パク・ユシクは自分を「パク軽率」と自嘲することになるのだが、韓国で第11話が放送された当時、ポータルサイトのリアルタイム検索ワードで「軽率だ」がランクインするなど、“カメオ出演の好例”となった。

そして24年前、子供時代のイ・ヨンジュンとキム・ミソを誘拐した女性を演じたのが、女優ソン・ソンユンだ。ソン・ソンユンの鋭い目つきと真っ赤なリップカラーが不気味な雰囲気をかもし出し、幼いヨンジュンとミソの恐怖感が視聴者にまで伝わってきた。優しいトーンでセリフを話していたかと思えば、瞬時にヒステリックになるなど、強烈なインパクトで作品への没入度を高めた。

『キム秘書』には、他にもキル・ヘヨン、チェ・ヒョンウ、チョン・スヨン、ミカエル・アシミノフ、イ・ドヨンなど、視線を奪う俳優たちが次々とカメオ出演して視聴者を喜ばせた。また財閥2世ながら、料理店を経営するイ・ヨンジュンの女友達役として女優チョン・ユミも登場している。

さまざまなカメオ出演でも注目を集めた『キム秘書』。カメオ出演俳優たちを探してみるのも一興かもしれない。

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