韓国ドラマ『アリス』が4週連続1位!幅広い視聴層の理由は「ヒューマニズム」

2020年09月23日 テレビ #韓流ドラマ
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韓国SBSで放送中のドラマ『アリス』(原題)が、4週連続でミニシリーズ(全16話前後のドラマのこと)の統合視聴率1位を記録している。

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視聴者の年齢層は10~50代で、男女を問わない。韓国ドラマにおける不毛地帯とされたSFジャンルがこれほど幅広い層から好評を得たことは、意味深い快挙だ。

『アリス』が人気がある理由の一つに、「ヒューマニズム」がある。

同作は、死によって永遠に別れてしまった男女が、時間と次元の限界を超えて魔法のような再会を果たしたことで繰り広げられる物語だ。

タイムトラベルというSF要素を前面に押し出し、1992年、2010年、2020年、2050年などあらゆる時間を行き来しながら展開される。

これだけ見ればSFジャンルの王道を歩むようだが、『アリス』をただのSFドラマとして定められない決定的理由は、ヒューマニズムを描いているからだ。

各人物の感情に迫るストーリー展開によって視聴者の感情移入と理解度が高まる。

予測できないストーリーとSF要素が強力な見どころとなり、視聴者の目を釘付けにしているのだ。そしてこのすべての要素を視覚的に具現し、理解を手伝う俳優陣の熱演も欠かせない。

(写真=SBS)

主演女優キム・ヒソンは20代から40代を演じ分け、新境地を開いた。『アリス』の制作陣は「キム・ヒソンじゃないと絶対できない役柄」と、信頼を示している。

キム・ヒソンの美貌は20代の大学院生、30代の物理学者のキャラクターにリアリティを与え、深まった演技力が40代の母親役に説得力を持たせた。

俳優チュウォンの身体を張った熱演も、没入度を高めている。

彼は序盤から圧倒的なアクション、スピーディーなカーチェイス場面でカリスマを見せつけた。それに加えて繊細な表現力と集中力を発揮し、無感情から徐々に感情の変化を見せるパク・ジンギョム役になり切っている。

SFの長所を生かしつつ、ヒューマンニズムを融合して「SFドラマは興行が難しい」という偏見を見事に払拭した『アリス』。

最後までどのように視聴者を魅了するか、今後の展開に注目が集まる。毎週金・土曜よる10時に韓国SBSで放送中。

SBSドラマ『アリス』(原題)キービジュアル

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