『青春の記録』でパク・ボゴムが変身…入隊後にますます高まる“存在感”の理由

2020年09月08日 話題 #パク・ボゴム

俳優パク・ボゴムが主演するドラマ『青春の記録』は、待った甲斐があった。

パク・ボゴムは、9月7日にtvNやNetflix(ネットフリックス)で初放送されたドラマ『青春の記録』で、『ボーイフレンド』以来2年ぶりにドラマに帰ってきた。『青春の記録』はパク・ボゴムの次期作という話題だけで、今年下半期の期待作に浮上していた。

【レビュー】『青春の記録』第1話、運命の出会いに胸キュン

ベールを脱いだ『青春の記録』でパク・ボゴムは、さらに成熟した魅力を発揮し、視聴者と向き合った。劇中、モデルで俳優志望生のサ・ヘジュンを演じ、何かするたびに困難が生じ、悲しみが迫ってくるつらい若者を描き出す。それでも気後れはない。しっかりしていて、堂々としている。

これまでパク・ボゴムは清涼で明るいキャラクターを演じてきたが、明らかに温度差がある。

(画像=tvN)『青春の記録』

兵役による“空白期”を感じさせない

現在のパク・ボゴムを作った『恋のスケッチ~応答せよ1988~』『雲が描いた月明り』に続き、『ボーイフレンド』『青春の記録』まで。4作品で演じたキャラクターは、重なったところがない。

善良な性格という共通点はあるが、少しずつ少年から青年に成長し、今では若者を代弁するだけでなく、慰労するという思いも込めた。

いつの間にか20代後半に入ったパク・ボゴムは、一段と短くなった髪と変化した目つきで強烈な印象も与えた。『青春の記録』第1話で見られた危機に屈しないようにするパク・ボゴムの姿は、多くの若者の共感を集めながら好評を受けた。

『青春の記録』は去る8月31日、海軍儀仗隊の文化広報団に入隊したパク・ボゴムの入隊前、最後のドラマでもある。入隊時期とドラマ放映が重なり、むしろパク・ボゴムは実質的にも体感的にも軍入隊の“空白期”を大幅に削減することができた。

またドラマが事前制作で進行されたことで、新型コロナで多くの番組が制作中断を宣言したなかでも、撮影にも編成にも支障なく計画通り放送することができた。

ドラマだけでなく、俳優コン・ユと共演した映画『徐福』(原題)、ペ・スジやチョン・ユミなどが出演する映画『ワンダーランド』(原題)などスクリーン復帰も控えており、兵役中でもパク・ボゴムの存在感はますます高まるに違いない。

「除隊後がさらに期待されている」

2022年上半期に除隊予定のパク・ボゴムは、数え年で30歳になって帰ってくる。

パク・ボゴム

つまり『青春の記録』は、パク・ボゴムにとって20代最後のドラマとして残るため、作品のたびに確実にイメージ変身してきた彼も力が入っているわけだ。

とある放送関係者は、「パク・ボゴムはいわゆるヒット作の“打率”が高い俳優だ。あまりにも評判が良い。『青春の記録』も最初の反応は悪くない。20代男性俳優として目立つパク・ボゴムが『青春の記録』を通じて、その地位をさらに固めることができるか注目している」と述べた。

また別の関係者は、「主にドラマで活動していたパク・ボゴムを映画でも見ることができる。ファンや大衆の立場では、兵役による空白期を大きく感じることはないだろう」とし、「スター性はもちろん、演技力まであるのだから、除隊後がさらに期待されている俳優だ」と明かした。

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