「僕がソロ曲のミュージックビデオ撮影をするときは初日から最後まで来てくれて、今回も3日間を通してしっかりとディレクティングしてくれた。とてもありがたかった。以前は称賛を勿体ぶってのことか飴よりも鞭のほうが多かったけど、最近は“上手だ、よくやった”とたくさん褒めてくれる」と言いながら笑顔を見せた。
カン・スンユンも同調して言葉を続けた。
「グループトークでもたくさん称賛のメッセージが送られてくる。会長はカムバックの時期になると、さらに集中してくれる。同じ事務所のiKONやBLACKPINKと比べて僕たちは年齢層が高いから、そのぶん気楽に接してくれるみたいだ。
メッセージのやり取り中でも冗談を言っていることからも、僕たちに対してフランクな様子がうかがえる」
さらに、ソン・ミノは「普段ヤン会長と呼んでいるけれど、会長の機嫌がよさそうなときに“ヤン兄さん”と呼んでみようと思っている」と付け加えた。
『REALLY REALLY』のミュージックビデオが再生回数1億回を突破するという良いニュースがあったが、 これはいまだに“WINNER=『REALLY REALLY』”という世間の認識が大きいという証拠だ。
カン・スンユンは「信じられないし、ありがたかった」としながらも、「乗り越えるべき山でもある」と続けた。
「新しい一面を見せなければならないのに、閉じ込められているという負担もある。だからこそ、絶え間なく音楽にしがみついているようだ。
『REALLY REALLY』はタイミングや運も良かったから乗り越えるのが難しいけど、その陰に隠れることはしない。“WINNERが新曲を出す”という言葉を聞いただけで満足だ」
今年の夏にソウルから始まったWINNERのアジアツアーは台北、マレーシア、タイ、シンガポール、マニラ、インドネシア、香港と続き、11月24日に幕を下ろした。
さらに、熱狂冷めやらぬうちに来る1月15日からはシアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ダラス、シカゴ、カナダ、トロントを経てニューヨークと、北米ワールドツアーに乗り出す。
カン・スンユンは、2019年を前に抱負と期待を伝えた。
「年始まで活動を続けるが、ファンのみなさんとたくさん交流したい。北米ツアー後にはフルアルバムがリリースされ、ソロプロジェクトも準備中だ。多くの目標を達成できる一年になることを願っている」