歴史葛藤があっても…茂木外相も見た『愛の不時着』など日本で人気の韓流ドラマ

徴用工問題に慰安婦問題などで反目する日韓関係とは別に、日本国内の韓国ドラマ人気が日増しに高騰している。

『愛の不時着』をはじめとする韓国ドラマが日本で定着し、愛好するファン層を形成したと解釈される。

動画オンラインストリーミングサービスのNetflixによると、8月4日、日本の総合順位は1、2位がいずれも韓流コンテンツだ。1位はソ・イェジ、キム・スヒョン主演の『サイコだけど大丈夫』、2位はソン・イェジン、ヒョンビン主演の『愛の不時着』だった。

【関連】『愛の不時着』のエリート将校ヒョンビン、“熱愛の軌跡”も男前だった!

(写真=Netflixのキャプチャー画面)

8月10日現在、『愛の不時着』が2位を守っており、『梨泰院クラス』が5位に入った。

日本の茂木敏充外相も7月中旬、「ドラマ『愛の不時着』を見たか」という山田孝男毎日新聞特別編集委員の質問に「全部見た」と答えたらしい。山田特別編集委員が8月10日付けの記名コラムで明らかにした。

彼は『愛の不時着』の脚本作成に脱北者が直接参加したという点を挙げ、「北朝鮮住民の生活風景、人間群像を本物のように再現したラブコメディだ。発想が斬新だった」と評価した。

韓流ブームと共に俳優ヒョンビンも日本で熱い人気を博している。

(写真=tvN)『愛の不時着』と『サイコだけど大丈夫』

朝日新聞系列の週刊誌『AERA』は『愛の不時着』の主人公であるヒョンビンの過去作である『私の名前はキム・サムスン』『シークレット・ガーデン』『ハイド・ジキル、私』などを分析した特集を出したりもした。ヒョンビンはまた、6月には日本の雑誌『週刊朝日』の表紙モデルも飾っている。

新型コロナウイルス感染症の拡散で野外活動が自制されると、日本では室内で楽しめる韓流コンテンツブーム、別名「3次韓流」ブームがさらに強まっている。

ファン・ソンウン駐日本韓国文化院長は聯合ニュースとのインタビューで「『愛の不時着』は日本ではあまり扱われない北朝鮮を素材にし、変わらない愛、国境を越えた愛を描いた点が注目されるようだ」とし、「ドラマ『トッケビ』や『冬のソナタ』で表現した男性主人公の変わらない愛が日本の視聴者が好むテーマのようだ」と説明した。

続いて「芯が硬く女性に優しいヒョンビンのキャラクターが特に人気だ」とし「普通1、2カ月ほど経つとドラマの順位が落ちることもあるが、長期間1位を記録して驚いた」と付け加えた。

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集