JYPエンターテインメントの新人ボーイズグループ・KickFlipが、初々しい青春の初恋をテーマにした歌でK-POPファンにときめきを届ける。
KickFlipは、9月22日午前、ソウル・YES24ライブホールで3rdミニアルバム『My First Flip』の発売記念ショーケースを開催し、新作について語った。前作となる2ndミニアルバム『Kick Out, Flip Now!』から約4か月ぶりのカムバックである。
新アルバム『My First Flip』は、少し躓いてしまった初恋の物語を描いた作品だ。叶わなかった恋だが、ユーモアを交えたKickFlipならではの表現で、ファンの胸を高鳴らせる内容となっている。
アルバムには、タイトル曲『My First Love Song』をはじめ、『Band-Aid』『Crush』『Tiki-taka』『Gas On It』『404: Not Found』『Secret Nightmare』の7曲が収録されている。全曲のクレジットにメンバーが名を連ね、音楽的な実力を発揮した。
タイトル曲の作詞・作曲に参加したドンヒョンは「2ndアルバムのタイトル曲に続いて、3rdのタイトル曲にも参加することができた。僕一人で作ったのではなく、素晴らしい作曲家やプロデューサーと一緒に制作できたおかげで、より良い楽曲が完成した。本当に多くを学んだ。目を閉じて曲を聴いたとき、胸が熱くなる感覚を覚えて“早くメンバーに聴かせたい”と思ったが、実際に聴かせたらみんながとても気に入ってくれて嬉しかった」と話した。
また、収録曲『Band-Aid』に参加したミンジェは「先行公開曲に参加できたのは本当に良い機会だった。初めて作曲に挑戦し、貴重な経験になったし、音楽の世界にもう一歩近づけた気がする。満足度は10点満点中10点だった」と付け加えた。
タイトル曲『My First Love Song』は、力強いシンセサウンドとギターリフが織り交ざったポップパンクベースのアップテンポダンスナンバーだ。胸の高鳴りを込めた告白の瞬間を描き、KickFlipのエネルギーで初恋のときめきを伝える。
ジュワンは「ダンスと歌、ステージを通してときめく気持ちを伝えたいと思い、笑顔で練習し、ハッピーなバイブを表現しようとした」と明らかにした。ケイジュは「歌を初めて聴いた時、青春マンガの主人公になった気分だった。 それほど没入度が高く、良い歌だと思った」と愛情を示した。
一方で、精神的な不安症状により活動を休止しているメンバーのアマルは今作に参加していない。ドンヒョンは「アマルさんと一緒に活動できないのは本当に残念だが、元気に帰ってくるのを待っている。アマルさんの大きな空席は、僕たち6人でエネルギッシュに熱心に活動して埋めたい」と語った。
KickFlipは2025年1月のデビュー後、着実な成長曲線を描きながらグローバル・ルーキーとしての存在感を示してきた。優れたライブ力とパフォーマンスで、「ロラパルーザ・シカゴ」「SUMMER SONIC 2025」「2025 TIMA」「SUMMER SONIC BANGKOK 2025」など、この夏の主要グローバルフェスティバルで存在感を放ち、“次世代ステージ職人”としての実力を証明した。
ドンファは「今回のアルバムで一番成長したのはライブの実力だと思う。一生懸命準備した分だけ良い結果につながって嬉しい。多くのフェスに出演し、貴重な経験を積むことができた」と話し、ミンジェは「さまざまなフェスティバルに出演し、大きなステージに立つ貴重な機会をいただいた。各国のファンと交流する中で、僕たち自身がステージをより楽しめるようになったことが、一番の成長だと思う」と伝えた。
JYPエンターテインメントの代表パク・ジニョンからのアドバイスについて、ゲフンは「今回のアルバムも大事だが、KickFlipの強みを見極めて成長していくことがさらに重要だと教えていただいた」と明かし、ドンファは「NiziUのマヤ先輩とチャレンジ動画を撮った際、『タイトル曲がとても良くて、何度も踊りたくなる中毒性のある曲』と褒めてもらった」と感謝を伝えた。
最後にKickFlipは「今回の目標は音楽番組での1位だ。僕たちの長所はライブだと思う。そのライブを明るくエネルギッシュなステージで見せられるのが武器だ」とし、「3rdアルバムを通じて“ステージ職人”“収録曲職人”と呼ばれるようになりたい」と意気込みを語った。
なお、KickFlipの新アルバム『My First Flip』は、9月22日午後6時にリリースされる。
(記事提供=OSEN)
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