“急性骨壊死”でコンサートを中止した歌手BoAがデビュー25周年を控え、意義深い寄付を実践した。
7月30日、所属事務所SMエンターテインメントによると、BoAはサムスンソウル病院整形外科に1億ウォン(約1000万円)を寄付した。
この寄付金は、経済的負担により保険適用外の治療を受けづらい整形外科の患者たちのために使われる予定だ。
BoAは最近、急性骨壊死の診断を受けて手術と回復の過程を経ており、自身と似たような困難を抱える人々に少しでも慰めと実質的な助けとなることを願って、寄付を決めた。
骨壊死とは、何らかの影響で血液の供給が妨げられることで、骨の一部が死んでしまった状態を意味する。
これに先立ちBoAは、保護終了を控えた青少年の自立支援のために1億ウォンを寄付し、高額寄付者の集まりである「オナーソサエティ」の3100番目の会員であり、女性会員の集まりである「Wオナーソサエティ」の700番目の会員として加入している。
また、子どもの日に合わせて小児がんの子どもたちの治療支援のためにソウルアサン病院に5000万ウォン(約500万円)を寄付するなど、継続的に温情と分かち合いの価値を実践してきた。
BoAはデビュー25周年を記念して、8月4日に11thフルアルバム『Crazier』を発売する。
◇BoA プロフィール
1986年11月5日生まれ。本名クォン・ボア。1998年に兄の付き添いでSMエンターテインメントのオーディション会場に足を運び、スカウトされた。その後2年間、歌手デビューを目指して歌やダンスの練習に励む傍らで日本語と英語の特訓も行い、2000年8月25日にデビューアルバム『ID; Peace B』をリリースした。翌年には同タイトルの日本版シングルをリリースし、本格的に日本へ進出。2002年には『Listen to My Heart』でオリコンチャートを制し、一躍人気歌手となった。
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