ガールズグループBaby V.O.Xの元メンバー、イ・ヒジンが、“誘拐されかけた過去”を告白した。
イ・ヒジンは7月22日に韓国で放送されたバラエティ番組『モダン人物史 ミスター・リー』(TV朝鮮、原題)にスペシャルMCとして出演。この日の放送では、2000年代中頃にソウルの陽川区新亭洞(ヤンチョング・シンジョンドン)一帯で発生した“ウサギマスク殺人事件”をテーマに取り上げた。
番組で事件の話を聞いていたイ・ヒジンは、「私もBaby V.O.Xの活動当時に誘拐されかけたことがある」と打ち明けた。
続けて、「撮影を終えて帰宅するところでした。ちょうど街灯の一つが消えていて、私は電話をしながら歩いていたのですが、なぜか車が何度も私の方に寄ってきたんです」と、当時の状況を振り返った。
そして、「車のライトもすべて消えていて、ヘッドライトさえついていなかったのが妙でした。その瞬間、ワゴン車のドアが勢いよく開いて、誰かが私の首の後ろをつかんで引きずり込もうとしてきたんです。どうにか逃げようと必死にもがいて、最後にバッグだけを投げてその場から逃げ出しました」と語った。
その出来事をきっかけに深刻なトラウマを抱えるようになったというイ・ヒジン。「暗い路地や人通りの少ない場所に車が入ってくると、いまでも自然と息が詰まってしまうんです」と告白し、視聴者に衝撃をもたらした。
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