第34回「ソウルミュージックアワード」が本日(6月21日)、仁川(インチョン)インスパイアアリーナで開催されるなか、授賞式の華ともいえる「大賞」の受賞者に関心が集まっている。
ソウルミュージックアワードは、1990年に第1回の受賞者であるピョン・ジンソプを皮切りに、これまでテ・ジナ、ソテジワアイドゥル、キム・ゴンモ、Roo'Ra、H.O.T.、Sechs Kies、チョ・ソンモ、Fin.K.L.、BoA、イ・ヒョリ、SHINHWA、東方神起、BIGBANG、Wonder Girls、少女時代、SUPER JUNIOR、PSY、EXO、BTS、少女時代・テヨン、NCT 127、NCT DREAMなど、韓国歌謡界を代表するアーティストたちが大賞を手にしてきた。
今年の大賞候補も華やかな顔ぶれがそろっている。
まず、音楽的スペクトルを広げたNCT・ドヨンは、注目すべきアーティストのひとりだ。
ドヨンは2024年にリリースした初のソロアルバム『YOUTH』のタイトル曲「Little Light」で各種チャートを席巻し、ソロアーティストとしてのアイデンティティを確立した。NCT 127やユニット活動でK-POPを代表するアイドルとして活躍してきた彼は、ソロボーカリストとしても確かな地位を築いている。
グループとしてのアイデンティティを再構築し、第2の飛躍を遂げているi-dleも有力な候補だ。
『HWAA』『TOMBOY』『Nxde』『Queencard』といったヒット曲を連発し、大衆性と音楽性の両方をつかみ、グローバルな舞台でも独自の存在感を見せてきた。最近は新ミニアルバム『We are』をリリースし、タイトル曲『Good Thing』で各チャートを攻略、i-dleの新章を切り開いたと評価されている。
トロットスターのヨンタクの活躍も目を引く。
『SuperSuper』『FORM』『Pitiful』など、誰もが知るヒット曲を持つヨンタクは、第33回ソウルミュージックアワードで本賞とトロット賞を受賞し、K-POP界での実力を証明した。7月には新たなデジタルシングルをリリースし、8月からは全国ツアーコンサートにも突入予定で、唯一無二の万能アーティストとしての魅力を発揮する見通しだ。
ボーイズグループZEROBASEONEも有力な候補として外せない。
今年初めにリリースした5thミニアルバム『BLUE PARADISE』で「5作連続ミリオンセラー」を達成し、米ビルボードのメインチャート「ビルボード200」にも28位で初登場。第5世代を代表するボーイズグループとしての競争力を証明した。さらに、音楽番組MCや各種バラエティへの出演など、芸能界全体で影響力を広げている。
TOMORROW X TOGETHERは、K-POPの世界的な拡張をけん引しているグループだ。
これまでに8枚の韓国アルバムと、3枚の日本アルバムを「ビルボード200」にランクインさせており、同チャートで2桁のアルバムを記録したK-POPアーティストは、BTSと彼らだけだ。7thミニアルバムでは2位、6thミニアルバムでは3位にランクインし、5thミニアルバムで記録した1位に続く快挙で、グローバルな影響力を証明している。
今年、自己最高の初動売上を更新したP1Harmonyも期待を高めている。
彼らの8thミニアルバム『DUH!』は、発売からわずか1週間で44万枚を突破し、前作比で10万枚以上の増加を記録。特に『DUH!』は「ビルボード200」で23位にランクインし、4作品連続でビルボードのメインチャート上位に食い込む快挙を成し遂げた。
なお、第34回ソウルミュージックアワードは、WINNERのカン・スンユン、i-dleのミヨン、TOMORROW X TOGETHERのスビンがメインMCを務める予定だ。
■【写真】“ほぼ紐”ドレス姿!半端ない露出で話題のi-dle・ミヨン
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