現役K-POPアイドルの元恋人女性が、交際中に撮影した“性行為動画”を使って脅迫したとして、執行猶予付きの有罪判決を受けた。複数の韓国メディアが報じている。
報道によると、元恋人のAは2020年11月から2022年3月まで、およそ1年4カ月にわたって男性アイドルBと交際していた。しかし破局後、その関係を悪用したという。
2021年12月、AはBの顔写真を用いてSNSアカウントを作成し、そのリンクとともに性行為の動画をBに送りつけたとされる。また「アイドルはもう辞めろ。次は軍隊だろ」といった脅迫的なメッセージも添えていた。
さらに2022年1月には、「2人の写真を全部アップしてタグ付けする」といった内容の連絡をBに送りつけたほか、2021年末には口論の末にBのスマートフォンを破損させる行為も確認されている。
裁判所は判決に際し、「交際中に撮影した映像を用い、被害者の将来を脅かすような形で脅迫した」とした上で、「被害者は裏切られたショックや不安、羞恥心など、相当な精神的苦痛を受けたと見られる」と述べた。
ただし、Aが犯行を認めて反省していること、被害者との間で合意が成立していること、映像が実際には流出しておらず自主的に削除したこと、初犯であることなどが考慮され、懲役1年・執行猶予2年の判決が下された。
あわせて、40時間の性暴力治療プログラムの受講、および4年間にわたる児童・青少年・障害者関連機関での就業禁止も命じられている。
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