ボーイズグループENHYPENが、その人気にさらに拍車をかける。
K-POPボーイグループとして最短期間でアメリカ最大級の音楽フェス「コーチェラ」に出演し、受賞歴も重ねるなど、グローバルな実績を築いてきたENHYPEN。6月5日13時には、6枚目となるミニアルバム『DESIRE : UNLEASH』をリリースする。
所属事務所BELIFT LABによると、同アルバムの予約注文枚数は6月4日時点で218万枚を突破。これにより、前作『ORANGE BLOOD』、2ndフルアルバム『ROMANCE : UNTOLD』に続く3作連続のダブルミリオンセラー達成が目前に迫っている。
昨年は545万枚以上のセールスを記録し、国際レコード産業連盟(IFPI)が発表した「2024年グローバルアルバムセールスチャート」および「グローバルアルバムチャート」ではK-POPアーティスト中トップの座に輝いた。2025年もそ存在感を誇示する勢いだ。
『DESIRE : UNLEASH』は、愛する存在に抱く強烈な欲望をENHYPENならではの感性で描いた一作。前作『ROMANCE』シリーズで純粋な愛を綴ったのに対し、今作では深まった感情の中で抑えきれない欲望が噴き出す、「危険で致命的なダークロマンス」がテーマとなっている。
タイトル曲『Bad Desire (With or Without You)』は、「君をヴァンパイアにしてしまいたい」という支配的な欲望をシックなムードで描いたダンスポップ。代表曲『Bite Me』や『Brought The Heat Back』を手がけたプロデューサー・Cirkutとの再タッグが、またひとつの名曲誕生を予感させる。 MVティーザーやアルバムプレビューで披露された中毒性の高いビートとメロディ、そしてENHYPENならではの叙情的で表現力豊かなボーカルが、洗練された都会的な雰囲気を際立たせる。さらに、挑発的かつ繊細なパフォーマンスの一部が公開され、グローバルファンの期待も高まっている。
『DESIRE : UNLEASH』に収録された楽曲群は、ENHYPENの音楽的多様性と成長を如実に物語っている。
ダンスポップのタイトル曲『Bad Desire (With or Without You)』をはじめ、エレクトロニック・フューチャーベースの『Flashover』、HIPHOPの『Outside』、ミディアムポップの『Loose』、ポップロックの『Helium』、そしてポップの『Too Close』まで、ジャンルの枠を超えた全6曲が1つの物語として融合し、アルバム全体に強いシナジーを生んでいる。
なかでも『Helium』は、メンバーのジェイがプロデュース、作詞、ギター演奏まで多方面に携わり、アーティストとしての実力を惜しみなく発揮した楽曲だ。
デビュー当初から独自のアルバムストーリーテリングを構築してきたENHYPEN。彼らの世界観は進化を続け、今作『DESIRE : UNLEASH』では、唯一無二のコンセプトと音楽でグループのアイデンティティをさらに明確に打ち出すとみられる。
ENHYPENの快進撃は、2025年も止まらない。
◇ENHYPENとは?
JUNGWON、HEESEUNG、JAY、JAKE、SUNGHOON、SUNOO、NI-KIの7人で構成されたグローバルグループ。2020年6月から約3カ月間放映されたMnetの大型プロジェクト『I-LAND』から誕生し、2020年11月に韓国デビュー。2021年7月にリリースされた日本デビューシングル『BORDER:儚い』は、オリコン週間シングルランキング初登場1位に輝いたほか、7月度の「ゴールドディスク認定作品」でプラチナ認定を受けた。さらに、2022年10月に発売した日本1stアルバム『定め』は、週間アルバムランキングで2週連続1位を獲得し、5作品連続通算5作目の1位を獲得した。2022年9月スタートの初ワールドツアーの一環として、日本デビューからわずか1年半で初の京セラドーム公演を開催。第4世代K-POPアーティストとしては最速で単独ドーム公演を行うなど、躍進を続けている。
前へ
次へ