俳優キム・スヒョンが女優キム・セロンさんの死と関連し、未成年との交際疑惑などに包まれ、物議を醸したなか、一時期彼をモデルとして起用したものの降板させたしゃぶしゃぶバイキングのフランチャイズ店が、俳優キム・ウビンを新しいモデルに抜擢した。
6月2日、しゃぶしゃぶバイキングのフランチャイズ「Shabu All Day」は公式SNSを更新。
キャプションには、「公式モデルの俳優キム・ウビン。あなたに届ける“しゃぶレター”。“オールデー”愛を込めて。『Shabu All Day』とキム・ウビンが一緒に満たしていく新鮮な1日、“オールデー”ここで待ちます」という文章を綴り、写真を投稿した。
公開された写真のなかには、「Shabu All Day」の新しいモデルになったキム・ウビンが明るい笑顔で映っている。かごにしゃぶしゃぶの材料をいっぱい詰め込んだ彼は、背が高くすらりとしたビジュアルと太平洋のように広い肩幅で視線を釘付けにした。
「Shabu All Day」の以前のモデルはキム・スヒョンだった。しかし、キム・スヒョンが故キム・セロンさんの死亡と関連して、未成年との交際疑惑、債務の返済の強要などで物議を醸し、世論が否定的になると、広告などを取り下げて削除するなどの措置を取った。
キム・スヒョンを降板させた「Shabu All Day」は、キム・ウビンを新しいモデルに抜擢し、イメージ回復に乗り出した。
キム・スヒョンとキム・セロンさんを巡るイシューは、遺族側が、彼女が15歳だった2015年からキム・スヒョンと6年間恋愛関係にあったと主張してから始まった。遺族は2016年、2018年に交換したメッセージなどを証拠として提示し、キム・スヒョンは「小児性愛者」で「未成年をグルーミングした」と主張した。
これに対し、キム・スヒョンは記者会見を開き、「未成年のときの交際は事実ではない」として2016年と2018年のメッセージは自分のものではないと反論した。キム・スヒョン側は、キム・セロンさんとの交際が成人になった2019年夏から始まったと線引きした。
現在、キム・スヒョン側は遺族とユーチューバーなどを名誉毀損および損害賠償で告訴し、法的攻防を本格化したほか、キム・セロンさんの遺族側もキム・スヒョンを児童福祉法違反および虚偽告訴の疑いで告訴し、真実を巡って争っている。
(記事提供=OSEN)
◇キム・スヒョン プロフィール
1988年2月16日生まれ。2011年に放送されたペ・ヨンジュン企画のドラマ『ドリームハイ』(KBS)で一躍人気を集めた。日本でも大ヒットしたドラマ『星から来たあなた』で演技力が高く評価され、アジア各国で不動の人気を誇る。また、主演を務めた2024年の『涙の女王』が世界的なヒットとなり、韓流スターとしての地位を盤石にした。内向的な性格を心配した母親から演劇を勧められたことをきっかけに、俳優を志すようになった。
◇キム・ウビン プロフィール
1989年7月16日生まれ。韓国・ソウル出身。身長188cm。2008年からファッションモデルとして活躍し、2011年にドラマ『ホワイトクリスマス』(KBS)を通じて本格的に俳優デビュー。『紳士の品格』(SBS)、『相続者たち』(SBS)、映画『技術者たち』といった多彩な映像作品に出演した。その後、2017年に上咽頭がんの診断を受けて活動を中断。闘病生活の末に2020年から芸能界に復帰し、ファンミーティングやドキュメンタリー番組のナレーションなど、活動を再開している。2022年にはドラマ『私たちのブルース』、映画『宇宙+人』に出演した。2015年から女優のシン・ミナと交際している。
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