BTSのVが、世界最大の音楽ストリーミングプラットフォームSpotifyでまたひとつ新たな記録を打ち立てた。
5月23日、 Spotifyによると、Vの1stソロアルバム『Layover』のタイトル曲『Slow Dancing』が、5月21日付で累計再生回数5億回を突破したという。これにより、Vは『Love Me Again』『FRI(END)S』に続き、通算3曲目となる5億ストリーミング楽曲を保有することとなった。なお、最初に5億回を突破した『Love Me Again』は、現在10億回再生の大台も突破している。
『Slow Dancing』は、1970年代のソウルサウンドを基調としたポップR&B曲で、ジャズ要素も取り入れられた独特な雰囲気が印象的だ。ロマンチックながらも自信に溢れているVの歌声を中心に、終盤のフルート演奏に至るまで自由で穏やかな空気感に満ちた楽曲だ。
『Slow Dancing』は、2023年9月のリリース時、米ビルボードのメインソングチャート「ホット100」で51位、英オフィシャルチャートの「シングルトップ100」では24位を記録し、世界的なヒットとなった。先行公開された収録曲『Love Me Again』とともに“ダブルヒット”を達成し、Spotifyでも根強い人気を集めている。
『Slow Dancing』と『Love Me Again』などが収録されたアルバム『Layover』は、Vの声質と本来の魅力が余すところなく表現された、まさに“Vそのもの”にフォーカスした作品として高く評価された。同アルバムは、米ビルボードのメインアルバムチャート「Billboard 200」で2位にランクインし、2024年には日本レコード協会からゴールドディスク「プラチナ」認定も受けている。
Vはこれまでに、Spotifyだけで1億回以上再生されたソロ曲を計12曲も生み出しており、名実ともにグローバルなアーティストとしての地位を確立している。
(記事提供=OSEN)
◇V プロフィール
1995年12月30日生まれ。韓国・大邱広域市出身。本名キム・テヒョン。身長179cm。2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、グループ内ではサブボーカルを務める。“美少年”と呼ぶに相応しいビジュアルとのギャップを感じさせる低音ボイスが特徴で、ボーカルラインの中でも主に中低音パートを担当している。優れたビジュアルが世界的に評価されており、映画情報サイト『TC Candler』が発表する「世界で最もハンサムな顔100人」の上位にたびたびランクインしている。兵役のため2023年12月11日に入隊し、除隊は2025年6月10日を予定している。
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