“公民権運動の母”をプリント?BLACKPINK・リサの大胆ボトムレス衣装が物議、ルイ・ヴィトンは明言避ける

2025年05月07日 話題 #BLACKPINK

BLACKPINKのリサが米ニューヨークで開催されたファッションの祭典「メットガラ(Met Gala)」に出席したが、その衣装が思わぬ議論を呼んでいる。

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リサは5月5日(現地時間)、ニューヨークのメトロポリタン美術館で開かれた世界的ファッションイベント「メットガラ」に登場し、強烈な存在感を放った。

今年のテーマ「Superfine: Tailoring Black Style(華麗なるブラックスタイル)」にあわせ、リサはシースルー素材と“ボトムレス”という大胆なデザインの衣装を披露。世界中のファンや現地メディアの注目を集めた。

しかし翌日、リサの衣装が物議を醸した。

メットガラに参加したリサ
(写真提供=REX/アフロ)メットガラに参加したリサ

イギリスの『デイリー・メール』は、「リサの衣装の下半身部分に、故ローザ・パークスに似た顔が刺繍されていた」と報道。これを受け、「イベントの主旨にふさわしくない」との批判が巻き起こった。

ローザ・パークスは1913年生まれのアメリカの公民権運動活動家で、1955年にバスで白人に席を譲ることを拒否して逮捕された事件をきっかけに、米南部における人種隔離法撤廃の象徴的存在となった。「公民権運動の母」とも称される歴史的な人物だ。

そうした人物の顔が、よりによって衣装の下半身部分にあしらわれていたという点で、オンライン上では「なぜ影響力のある黒人女性たちの顔を下着にプリントしたのか理解できない」「ローザ・パークスを下着にプリントして現れたなんて、本当にショックだ」といった批判の声が相次いだ。

リサの衣装には様々な人物の顔が刺繍されていた
リサの衣装には様々な人物の顔が刺繍されていた

この論争について、ルイ・ヴィトン側は米メディア『The Cut』を通じて、「該当のプリントは画家ヘンリー・テイラーの作品であり、彼は人生で出会った人物たちを肖像画として描いてきたことで知られている」と説明。

また、ローザ・パークスの顔が実際に含まれていたかという問いには、「ヘンリー・テイラーは著名人と無名の人々をともに描く作家である」と述べ、明言を避けた。

リサ本人はこの件についていまだ公式な立場を明らかにしていないが、議論はしばらく続きそうだ。

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