「まるで風俗店」と指摘された人気韓国ドラマ、炎上した問題のシーンとは?【画像】

2020年04月20日 テレビ #韓国ドラマ

“性商品化”の議論を呼んだKBS2のドラマ『一度行ってきました』(原題)の制作陣が4月19日午後、視聴者掲示板を通じて公式謝罪した。だが、視聴者たちの怒りは収まる兆しが見えない。

【写真】『一度行ってきました』の主演女優イ・ミンジョンが美しい!

製作陣側は「視聴者の皆さんに不快感を与えて遺憾に思う。今後もう少し慎重を期するように努力する」と謝罪した。

ドラマ『一度行ってきました』は、初回放送から3週目で視聴率29.6%の自己最高記録を更新するなど、韓国で絶大な人気を誇る。回を重ねるごとにいい味を出す登場人物のやりとりが見どころだ。

風俗店のような客引きシーンで炎上

去る4月18日に放送された『一度行ってきました』では、居酒屋をやめて海苔巻き屋を開いたカン・チョヨン(演者イ・ジョンウン)とイ・ジュリ(演者キム・ソラ)、キム・ガヨン(演者ソン・ダウン)が商売をするシーンが放送された。

問題は、彼女たちが体つきを強調した衣装を着たまま客引き行為をするなど、まるで風俗店を連想させるようなイベントを披露したことにある。

(画像=KBS2『一度行ってきました』)短いスカートや肩を出した衣装で客を集める設定で議論を巻き起こした

劇中でも、海苔巻きはおいしくないが、客引き行為のおかげで店が繁盛する内容が描写された。

放送後、『一度行ってきました』の視聴者掲示板には、非難のコメントが殺到した。

視聴者たちは「居酒屋の従業員がみだらな行為で海苔巻きを売る場面を描くドラマなんて…」「子供と一緒に観るドラマで許されるのか」「とても扇情的で刺激的なシーンで決まりが悪いし、腹が立った」と抗議した。

特に彼女たちが制服を着た男子生徒にまで客引きするシーンについては、「青少年を対象に大人の女性がアピールをしながら客引きする行為を見て、子供たちが何を学ぶのか」と指摘した。

謝罪文の内容が火に油を注ぐ…

視聴者たちの非難を受けて製作陣は謝罪文を発表したが、謝罪文の内容に対しても不満があふれ出た。

とある視聴者は製作陣が謝罪文で「遺憾」と表現したことについて、「運が悪かったかのように謝罪する。公営放送KBSでこんなドラマを作るなんて」「“遺憾”という抽象的な言葉で表明せず、正確にどの場面とどんな表現で視聴者に不快感を与えたのかきちんと謝罪しろ」と声を高めた。

以下、『一度行ってきました』制作陣の謝罪文全文。

(写真=KBS2)ドラマ『一度行ってきました』キービジュアル

ドラマ『一度行ってきました』の製作陣です。

4月18日(土)に放送された、いくつかのシーンが視聴者の皆さんに不快感を与えることになり、遺憾に思います。

今後もう少し慎重を期するように努力します。

まず再放送を含む以降に提供される一切の放送分は、修正編集版に置き換えます。

私たち『一度行ってきまた』製作陣は、視聴者の皆さんが送ってくださる関心と愛に応えられるよう、製作過程に細心の注意を傾けます。

ありがとうございます。

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