ガールズグループI.O.I、Weki Mekiを経て、女優として活躍しているキム・ドヨンが成功的な演劇デビューを果たした。
キム・ドヨンは30日、ソウル・LGアートセンターで行われている演劇『ANNA X』でアナ役を引き受け、観客たちと初めて会った。
『ANNA X』は裕福なドイツの令嬢「アナ・デルヴィー」に偽装し、ニューヨーク社会の上流層を対象に詐欺行為を行ったアナ・ソロキンの実話を描いた。
キム・ドヨンが演じたアナは、自身をドイツの富豪の生まれと紹介し、ニューヨークの上流層社会に足を踏み入れるが、本当の姿はロシアの一般家庭で生まれた平凡な人物。SNSで自身の魅力を利用して注目され、信頼を得て、詐欺を働いていく。
キム・ドヨンは繊細な表現力で憎めないアンナを完璧に再現し、観客に深い印象を残した。
特に、キム・ドヨンは安定した演技力で初デビュー舞台で、たった2人で構成された劇であるにもかかわらず、舞台をリードし、好評を引き出した。
『ANNA X』の初公演を成功裏に終えたキム・ドヨンは1月30日、所属事務所fantagioを通じて「実は緊張していたが、舞台に上がるといつの間にか楽しんでいる自分自身を発見した。観客の方々とますます繋がっているような感じがして。そういう感覚は初めてだから本当に不思議だった」と感想を伝え、「私にとって初めての演劇だが『初めて』ということに頼らず、観客の方々が気楽に楽しめるように良い演技を見せる。寒い中、公演を見に来てくださって感謝する」と付け加えた。
『ANNA X』で舞台デビューすると、「キム・ドヨンがアナそのものだ」「キム・ドヨンは演技がとても上手だ」「発声がすごくいい」など公演を観覧した観客の好評が続いている状況だ。
なおキム・ドヨンは1999年12月4日生まれ。2016年のオーディション番組『PRODUCE 101』（Mnet）で8位を記録し、ガールズグループ「I.O.I」のメンバーとしてデビューした。2017年にWeki Mekiとして再デビューしたが、2024年8月に解散した。現在は女優として活躍している。
■【写真】「ダメなところまで見えていない？」元I.O.Iチョン・ソミ、危険なミニワンピ
前へ
次へ
