Netflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』シーズン2(以下、『イカゲーム2』)に出演したT.O.Pが、“BIGBANG再結成”に言及するとともに、メンバーへの“罪悪感”を語った。
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T.O.Pは1月15日午前、ソウル鍾路区(チョンノグ)小格洞(ソギョクドン)のとあるカフェでメディアとのインタビューに応じた。
T.O.Pがメディアとのインタビューに応じたのは、韓国で2014年に公開された主演映画『タチャ -神の手-』以来、実に約11年ぶりのことだ。
インタビューでは『イカゲーム2』出演の経緯や自身が演じたサノス役について語ったT.O.Pだが、報道陣から多く問われたのがBIGBANGに関する質問だった。
2006年にボーイズグループBIGBANGの一員でデビューしたT.O.Pは、2022年2月にYGエンターテインメントとの専属契約が終了した後、同年4月にリリースされたシングル『Still Life』を最後に、2023年5月にBIGBANGを脱退したことを明言した。
以降は目立った芸能活動をしてこなかったT.O.Pだが、今回の『イカゲーム2』出演で再び注目が集まったことで、一部からは“BIGBANG再結成”を望む声も挙がっている。
ただ、T.O.Pは「正確には覚えていないが、『Still Life』をリリースして所属事務所(YGエンターテインメント)と契約期間が終わるとき、BIGBANGとしては最後のプロジェクトだと思った。最善を尽くして作業し、あのような結果を出して、会社との契約も満了した」とし、「まだファンの方々が再結成を望み、希望を抱いている姿を見て腹が立ったというよりは、そのような気持ちも抱くことができず、胸が痛かった」と打ち明けた。
同日のインタビューで、TOPは自身の大麻問題をめぐる騒動、社会服務要員として勤務中の特恵騒動など、さまざまな噂がBIGBANGに途方もない被害を及ぼしたことに対する申し訳ない思いを伝えた。こうした経緯もあり、事務所とメンバーたちにグループ脱退の意思を継続的に示してきたことを明かした。
「SNSにはメンバーをタグ付けして投稿されている写真が多く、まだメンバーたちに罪悪感がある。一生申し訳ない気持ちを持って生きなければならないと思う」とT.O.Pは言う。
「その写真を見ると、まるで別れた家族との写真を見ているようだ。当事者でなければ、その苦しみを感じないと思う。しかし、(脱退などの過程を)間違った方法で行ってしまったと思う。そのような部分において、もう一度深くお詫び申し上げたい」
そして、「『イカゲーム2』が公開されたことで、“T.O.PがBIGBANGに戻って来られれば良い”という世論もある」という報道陣の言葉に、T.O.Pは「改めて申し上げるが、自分としては面目がない。すでにそのように(グループ脱退を)決心してあまりにも長い時間が過ぎた。その後、心が変わったことはまだ一度もなかった」と答えていた。
(記事提供=OSEN)
◇T.O.P プロフィール
1987年11月4日生まれ、本名チェ・スンヒョン。2006年にBIGBANGのメンバーとしてデビューした。最年長メンバーであり、グループ内ではリードラッパーを務めた。2017年に義務警察として兵役をスタートさせたが、服務中に過去の大麻使用事実が明らかになり、社会服務要員に転換。2019年7月の除隊当時は秘密裏にファンミーティングを開催し、その場に駆け付けたファン一人ひとりと握手を交わすなど、ファンに対する並みならぬ愛情を見せた。2022年2月、YGエンターテインメントとの専属契約を解除。2023年5月31日、自身のインスタグラムを通じてBIGBANGを脱退したことを明言した。
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