兵役によりグループ活動は中断しているBTSだが、個人では変わらぬ活躍を続けている。
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11月19日(以下、現地時間)に米ビルボードが発表した最新チャート(11月23日付)によると、JINのソロアルバム『Happy』の先行公開曲『I'll Be There』は、3週連続で「グローバル(アメリカを除く)」(72位)、「グローバル200」(123位)にチャートインした。
さらに、オリコンランキングでは「週間デジタルアルバムランキング」(11月11~17日集計)で1位を記録している。また、今年オリコンが集計したアルバムのなかで、発売初日に最も販売されたK-POPアーティストのソロアルバムとなった。
JIN以外にも、入隊前後にリリースしたBTSメンバーのソロ曲は依然として人気だ。
今年7月にリリースされたJIMINの2ndソロアルバム『MUSE』は、米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」(11月23日付)で152位、タイトル曲『Who』はメインソングチャートの「ホット100」で45位を記録し、17週連続でチャートインを果たした。
また、『Who』は「グローバル(アメリカを除く)」で11位、「グローバル200」で13位、「ストリーミングソング」で32位、『MUSE』は「ワールドアルバム」5位と、依然としてチャート上位を維持している。
続いてJUNG KOOKは、「グローバル(アメリカを除く)」で、昨年リリースした初ソロシングル『Seven(feat. Latto)』が64位、ソロアルバム『GOLDEN』のタイトル曲『Standing Next to You』が140位を記録した。
さらに、RMとミーガン・ザ・スタリオンがコラボした『Neva Play(feat.RM)』は、ビルボード「ホット100」(9月21日付)で36位の自己最高順位を更新している。
世界最大のストリーミングプラットフォームSpotifyでの成績も注目に値する。
JUNG KOOKは『Seven(feat.Latto)(Explicit ver.)』が20億、『Standing Next to You』が10億ストリーミングを突破し、JIMINの『Who』も11月13日時点で10億ストリーミングを越えた。2024年にリリースされたK-POP楽曲のなかで、10億回を突破した楽曲は『Who』が唯一だ。
さらに、兵役を終えたJIN、J-HOPEの復帰によって、英米圏におけるBTSの影響力が上昇している。
JINの『Happy』はリリース直後から世界の音楽チャートに名を連ね、今も期待を集めている状況だ。最近では、ファンを招待したショーケースを開催するなど、今後の活躍にも注目が集まる。
J-HOPEも除隊後、スペシャルアルバム『HOPE ON THE STREET VOL.1』の収録曲『on the street(solo version)』が、ビルボード「ワールドデジタルソングセールス」のチャートで順位を上げている。
音楽チャートの成績は、年末の授賞式にも直結している。
11月10日、「2024 MTV EMA」は今年の「Best K-POP」受賞者としてJIMIN を選定した。昨年の受賞者JUNG KOOK に続き、2年連続でBTSメンバーがトロフィーを獲得する結果となった。
この結果について大衆音楽評論家のキム・ドホン氏は、「チームプレイを強調していたBTSが、メンバーそれぞれがやりたい音楽を表現したということにソロ活動の意義がある。単純にグループの空白期を埋めるための臨時の音楽ではないという点でもプラスだ」と評価した。
さらに、同じく大衆音楽評論家イム・ジンモ氏は、「音楽面での優秀さとともに、BTSのスタープレーヤー的な姿が目立つ。最近のソロ曲の成果は、BTSの次の活動への期待感を呼び起こす」として、今後のBTSの活動に期待感を抱かせた。
BTSメンバーのグローバルな活躍が続くなか、JINは21日に米NBCの人気トークショー『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』で『Running Wild』のパフォーマンスを披露し、活動を継続する。
(記事提供=OSEN)
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