ガールズグループのKep1erがデビューから2年10カ月で米ビルボードのメインチャートに初登場した。
ビルボードが発表した最新チャートによると、Kep1erの6thミニアルバム『TIPI-TAP』がメインチャートの「ビルボード200」147位に入った。
「ビルボード200」はアメリカで最も影響力のあるアルバムチャートで、アルバムセールスとストリーミング数値を合わせて順位が付く。メインシングルチャートの「ホット100」とともにビルボードでアーティストの人気を示す重要なチャートの1つとされている。
Kep1erの「ビルボード200」チャート入りは2022年1月のデビュー以来、2年10カ月で成し遂げた快挙である。フィジカルアルバムのセールスも反映される人気の指標であるという点で、彼女たちのグローバルな影響力と成長への高いポテンシャルの両方が認められたことがわかる。
特に、『TIPI-TAP』はKep1erが7人組に再編された後にリリースした初めてのアルバムであるだけに、再スタートに成功したということがより意味深い。
さらに、チャート入りはKep1erが所属事務所KLAPエンターテインメントと契約を結んだ直後の成果でもある。韓国を越え、海外でも認められたことで、両者は良好な関係を築くことができている。
なお、Kep1erはタイトル曲『TIPI-TAP』で活動を続け、海外の音楽市場で影響力を高める見通しだ。
◇Kep1er プロフィール
2021年のオーディションプロジェクト『Girls Planet 999:少女祭典』発の9人組ガールズグループ。応募総数1万3000人から日本、韓国、中国の3地域で行われたオーディションを通過し、最終的に残った9人(韓国6人、日本2人、中国1人)で結成。2022年1月に1stミニAL『FIRST IMPACT』でデビュー。リード曲『WA DA DA』は3カ月余りでYouTube再生回数1億回を超える反響を得た。同年9月7日には『FLY-UP』で日本デビューしている。2024年5月には、プロジェクトグループとしては異例の活動延長が決定。9人組から7人組へと生まれ変わり、活動を続けている。
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