夏の暑さがようやく落ち着いてきた10月。K-POP界では“カムバック戦争”が始まる。
人気K-POPアーティストたちが相次いで10月カムバックのニュースを伝え、ファンの期待感を高めている。
まずはBLACKPINKのメンバーで、ソロでも数々の記録を持っているジェニー。11日にリリースする新曲『Mantra』は、YGエンターテインメントを離れて独立レーベルで初めてリリースする楽曲だ。
BLACKPINKで最初にソロデビューしたジェニーは、初のソロ曲『SOLO』と『You&Me』がヒットを記録した。特に『SOLO』のミュージックビデオは、K-POP女性ソロアーティストとしては初の再生回数10億回を突破している。ソロでの実績も充分なだけに、『Mantra』での新たな音楽に期待が集まっている。
10月は特に、ガールズグループの対決が熱くなると見通されている。最も注目されるのは21日にともにカムバックするaespaとILLITだ。
aespaは去る5月にリリースした初フルアルバム『Armageddon』のリード曲『Supernova』で、韓国音楽チャートmelonの歴代最長1位新記録を達成。かつてない成績を記録しただけに、5thミニアルバム『Whiplash』での更なる飛躍にも期待が集まるのは当然だろう。
そしてデビュー曲『Magnetic』がビルボード「ホット100」と、英「オフィシャルシングルトップ100」にチャートインしたILLITは初のカムバックとなる。韓国主要音源チャートの1位を席巻し、“スーパー新人”のタイトルを獲得したILLITは、2ndミニアルバム『I'LL LIKE YOU』で第5世代代表ガールズグループの存在感を証明する。
また、ITZYとBilllieは久しぶりの完全体カムバックとなる。ITZYは健康上の理由で活動を中断したリアが1年ぶりに復帰し、Billlieはムンスア、スヒョンが1年7カ月ぶりの合流する。
ほかにも、卓越したライブパフォーマンスで頭角を表わしているKISS OF LIFEも15日、3rdミニアルバム『Lose Yourself』をリリースする。7月に発表した『Sticky』では音楽番組2冠、音源チャートでトップ3に位置付けるなど、波に乗るKISS OF LIFEも見逃せない。
14日には“テン・ミリオン(1000万枚)”アーティストのSEVENTEENが、12thミニアルバム『SPILL THE FEELS』で帰ってくる。今作はジョンハン入隊後、初の活動であるため、今後のSEVENTEENの“軍白期”活動などを占うという意味で非常に重要な1枚となる。
あるK-POP界の関係者は、多くのアーティストたちが10月にカムバックする理由について、「オリンピックと大型連休を避け、年末から始まる各種授賞式とワールドツアーの前にアルバムを出そうとするチームが多い」と説明する。
前へ
次へ