新土日ドラマ『チョンニョン』(原題、tvN)が初放送を控えて、赤信号が点滅している。
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ソウル地方裁判所は9月10日、韓国テレビ局MBCがtvN『チョンニョン』の製作会社スタジオN、npioエンターテインメント、マネジメントmmmなどを相手に提起した仮差押え申請を全額引用した。
『チョンニョン』はMBCがスタジオNなどと1年余り企画・開発し、MBC所属だったチョン・ジインPDが演出を引き受けたが、製作費などの問題で異見が。その後、製作会社がMBCより高い制作費を提示したスタジオドラゴンを選んだことで、編成がMBCからtvNに変わった。
MBCは事前製作準備を共にして本撮影だけを残した状態だったが、『チョンニョン』の編成が不発になりラインナップに支障が生じ、『赤い袖先』等を演出したチョン・ジインPDが退社し、主要スタッフも離脱、人材流出の被害も大きいという立場だ。
現在、仮差押え申請などに対してスタジオドラゴン側は「確認中」と言葉を慎んだ。
1950年代の戦争直後の韓国を舞台に、生まれつき天才的な声音を持つ少女チョンニョンが女性国劇団で成長していく姿を描く『チョンニョン』は、10月12日から放送予定だ。
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