「新型コロナワクチンの副作用が原因だ」と妻…41歳の元韓国アイドルが死去、3年にわたる闘病も虚しく

2024年09月05日 話題

ボーイズグループ「悪童クラブ」や「The Another Dream」出身のイ・テグンさんがこの世を去った。

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イ・テグンさんは9月4日、忠清北道・忠州市の病院で闘病中に亡くなった。享年41歳。

遺体安置所は忠州市のタングム葬儀場に設けられたが、埋葬地は明らかにされていない。

新型コロナワクチンの副作用?

先立ってイ・テグンさんの妻は、夫の健康悪化は新型コロナワクチンの副作用と主張したことがある。

イ・テグンさん
(写真提供=OSEN)イ・テグンさん

彼女は2023年3月、本サイト提携メディア『OSEN』を通じて「夫は3年近く入院治療を受けているが、脳の損傷が大きく、言葉をまともに話せず、歩くこともできず、正常な認知もできない状態」と明かしたことがある。

続けて「患者本人はもちろん、私や家族全員が新型コロナワクチンの副反応が原因と考えている。しかし最近、疾病管理庁からは新型コロナワクチンとの因果関係はないと通知された」と伝えた。

実際にイ・テグンさんの妻は、2021年12月、韓国大統領府の国民請願ページに「30代の双子の父親がファイザーのブースターショットを接種後、くも膜下出血で命をつなぐのがやっとの状態だ」と綴ったことがある。

彼女は「夫はブースターショットのファイザーワクチンを接種後、頭痛、嘔吐、めまいを訴えて救急室に行ったが、症状が悪化した。血液検査も正常で、脳のCT検査でも問題なしとの診断を受けたが、数日後にくも膜下出血が起こり、脳血管造影術を受けた」と書き、困難を訴えていた。

『目標達成土曜日-悪童クラブ』出演当時のイ・テグンさん
(画像=MBC)『目標達成土曜日-悪童クラブ』出演当時のイ・テグンさん

2022年2月には夫の聴力が損なわれ、骨髄検査や脳脊髄液検査、脳の精密MRI検査など、可能な限りの検査をすべて行ったと伝えた。それにもかかわらず、イ・テグンさんの健康は回復の兆しが見えず、原因も特定できない状態と主張した。特にイ・テグンさんは身長が178cmでありながら、体重が45kgまで減少し、危篤状態で息をしているだけだと明かし、周囲を驚かせた。

闘病を続けてきたイ・テグンさんだったが、ついに健康が回復することなく、この世を去ってしまった。

なおイ・テグンさんは、2001年に放送されたMBCのアイドルオーディション番組『目標達成土曜日-悪童クラブ』を通じて結成されたグループ「悪童クラブ」のメンバーとして、2002年に『Remember』でデビューした。その後、悪童クラブは2006年に解散。初期メンバーに新メンバーを加えて「The Another Dream」として再デビューした。

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