『成均館スキャンダル』や『財閥家の末息子』などで知られるドラマ制作会社レモンレインのキム・ドンレ代表が、俳優イ・ジョンジェを詐欺の疑いで告訴した。
8月10日、ソウル江南(カンナム)警察署は、今年6月にイ・ジョンジェとパク・インギュ前ウィジウィックスタジオ代表に対する特定経済犯罪法上の詐欺疑惑の告訴状が受け付けられ、現在は捜査中だと明らかにした。
キム代表は、イ・ジョンジェ側がレモンレインの株を取得すれば、それで韓国エンターテインメント業者のマネジメント部門を買収し、アメリカの芸能事務所から投資を誘致するなど、「企業成長」に役立つように見せかけて持ち株を渡したと主張している。
また、イ・ジョンジェが経営権を買収したあとも共同経営することにしたが、約束を守らなかったとも主張したという。
これに対してイ・ジョンジェが属するアーティストユナイテッドは同日、「キム代表の主張は一つも事実関係と一致しない。警察の調査過程で、客観的な資料と証拠を通じて詳細に立証する計画」と明らかにしている。
アーティストユナイテッドはキム代表を、誣告および特定経済犯罪法上の詐欺疑惑で告訴状を提出した。
アーティストユナイテッドは今年3月、有償増資を通じてレモンレインを買収した。その後、キム代表の一方的な契約不履行で円満な経営権譲渡が行われていないと見て、裁判所に臨時株主総会招集許可を申請した。
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