17億ウォン(約2億円)台の詐欺容疑で起訴された男性デュオ「December」の元メンバー、ユンヒョク(本名イ・ユンヒョク、40)が1審で実刑を言い渡されたなか、検察が控訴した。
仁川(インチョン)地検は5月29日、最近、特定経済犯罪加重処罰法上の詐欺などの容疑で懲役6年を宣告されたユンヒョクの1審判決を不服とし、裁判所に控訴状を提出したと明らかにした。
検察は「被告人は芸能界の人脈を誇示し、被害者21人から投資金や借用金などの名目で計17億ウォンを騙し取った。被害金が多いだけでなく、被害も復旧されなかった」とし、「被害者たちも厳罰を嘆願している。事案の重大性などを考慮すれば、罪に見合う刑が宣告されなければならない」と控訴理由を明らかにした。
先立って検察は4月2日に開かれた結審公判で、「一部の犯行を否認した」とし、ユンヒョクに懲役10年を求刑した。
ユンヒョクは2021年8月から2023年5月まで、知人など20人余りに中国化粧品事業への投資を薦め、計17億ウォンを受け取って横取りした疑惑で拘束起訴された。
なお、1984年2月28日生まれのユンヒョクは、2009年にDecemberの一員としてデビューした。メンバーのDKとともにバラードデュオグループとして有名になったが、脱退してソロ歌手として活動していた。
前述した詐欺容疑のほか、2017年には飲酒運転で免許が取り消された状態で車を運転し、立件されたこともある。
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