IVEのリーダー、アン・ユジンの人気はK-POP界だけにとどまらない。
アン・ユジンが「第60回百想芸術大賞」の女子バラエティ賞候補に名前を上げた。
1986年、コメディ演技賞として新設されたこの部門は、第27回から男女に分かれて授賞が行われ、第39回からは男女バラエティ賞に名称が変わった。これまで、ユ・ジェソク、カン・ホドン、シン・ドンヨプ、イ・スグン、パク・ナレ、チャン・ドヨンなど有名なタレントが受賞の栄光を抱いた。
1986年、同部門の初授賞から今日まで、女性アイドルがトロフィーを手にしたことはなかった。タレントやお笑い芸人の壁を破ったのは2012年のパク・ハソン、2022年のチュ・ヒョニョンだけだ。
演技者部門ではユイ、チョン・ウンジ、ファン・ジョンウム、イム・ユナなどアイドル出身女優が受賞したことはあるが、バラエティ部門では現役アイドルまたはアイドル出身のタレントなどが受賞したことがないだけに、アン・ユジンが今回の授賞式で受賞できるか注目が集まる。
アン・ユジンの活躍は賞を受けとるのに十分だ。
昨年、『ピョンピョン地球娯楽室』や『クライムシーン』で活躍したアン・ユジン。特に、『ピョンピョン地球娯楽室』では、「こんな感じになるようにオファーを出したのではない」とナ・ヨンソクPDにいわせた。この言葉は、後悔ではなく新しいバラエティキャラ誕生を予告する宣言でもあった。
本業であるIVEとしての活動にも最善を尽くしながら、バラエティ活躍も逃さなかったアン・ユジンなだけに、受賞に対する期待も大きい。もちろん、ノミネートされた候補も手強いため、アン・ユジンとしても容易ではない対決だ。
アン・ユジンが授賞式でトロフィーを手にし、歴史に名を刻むことができるのだろうか。仮に、受賞できなくても、現役アイドルとして候補にノミネートされたということだけでも、アン・ユジンのバラエティでの活躍を推し量ることができるため、今後がさらに期待される。
なお「第60回百想芸術大賞」は5月7日、ソウル・COEXのDホールで開催され、韓国JTBCで同時生中継が行われる予定だ。
(記事提供=OSEN)
◇ユジン プロフィール
2003年9月1日生まれ。2018年に放送された韓国Mnetのオーディション番組『PRODUCE 48』に出演し、IZ*ONEとしてデビューした。IZ*ONEのメンバーになる以前は韓国で複数のCMやアーティストのミュージックビデオに出演していた。歌とダンスの実力が高いだけでなく、溌溂としたキャラクターでバラエティもこなしている。現在は6人組ガールズグループIVEでリーダーを務めている。
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