ドラマ『私の夫と結婚して』に出演中の俳優イ・イギョン(35)が全盛期を迎えている。
イ・イギョンは1月1日から放送中のドラマ『私の夫と結婚して』(tvN)で、 “パク・ミンファン”役を引き受けた。パク・ミンファンは史上最悪の夫で、妻ががんにかかったと聞くやいなや自分の食事の心配するような悪人だ。
『私の夫と結婚して』は、同名ウェブトゥーン(ウェブ漫画)が原作で、すでに連載当時から大きな反応を得て完結している。イ・イギョンのキャスティングが決まったときから、原作ファンの期待も満ちていた。
そしてイ・イギョンは現在、『私の夫と結婚して』の出演陣のなかで最も原作のキャラクターをきちんと消化しているという反応を得ている。彼は“引退作”といわれるほど、パク・ミンファンを演じながら恥をかいている。
文字だけでも怒りを呼ぶパク・ミンファンの“語録”をイ・イギョンは自分のスタイルで完璧に消化し、カン・ジウォン(演者パク・ミニョン)を優しくなだめながらも、自分の利益だけを不気味に求める暴力性まで、そのまま表現した。それにもかかわらず、10年前に回帰したカン・ジウォンとユ・ジヒョク(演者ナ・イヌ)の前では、散々な目に遭う姿を自然に演じた。
そんなイ・イギョンの演技は、韓国国内だけでなく海外の視聴者にも通じた。『私の夫と結婚して』は1月31日基準、アマゾンプライムビデオTVショー部門のグローバルデイリー順位1位を記録した。
イ・イギョンの顔だけ見てもイライラする(?)ドラマ放送日の月曜日と火曜日が過ぎれば、水曜日と土曜日には共感と笑いを誘うイ・イギョンのバラエティ番組が繰り広げられる。
水曜日には『私はSOLO』(原題、ENA)の番組MCとして、出演者の本音をあきれるほど分析する姿を見せる。間違っていることは間違っていると話すイ・イギョンの率直な態度は、『私はSOLO』が18期まで続きながらも、MCの発言が一度も議論になっていない理由だ。
また土曜日には、ユ・ジェソク、ハハ、チュ・ウジェ、パク・ジンジュ、イ・ミジュと一緒にバラエティ番組『遊ぶなら何する?』(原題、MBC)で週末の笑いを提供している。
プロジェクトグループ「ONETOP」の一員として『SAY YES』を発売して“アイドル”になったかと思えば、メインボーカルとして合流したYoung Kとはフェネックに似た姿を見せてバラエティ力を誇った。
月、火曜日には“最低最悪の夫”に、水曜日には恋愛コーチに、土曜日にはバラエティ人に変身し、本格的な全盛期を迎えたイ・イギョン。彼が今後、どんな姿を大衆に見せるか期待を集めている。
(記事提供=OSEN)
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