麻薬疑惑が晴れたG-DRAGONが、新たな出発を予告した。
G-DRAGONは12月22日、自身のインスタグラムにモノクロのプロフィールを公開。写真のG-DRAGONは、髪を触りながら真っ直ぐな目でファインダーを見据えている。ほかにも、自身のファッションブランドを象徴するデイジーの画像も投稿した。
画像ともに、心境も吐露している。「今回、直接会って挨拶し、話したかったのですが、そうできなくて非常に残念です」と切り出し、「新しく迎える一年に、どのような挨拶をしようか、私のどのような話を伝えるか多く悩みました」と綴った。
続けて「ご存知のように、最近難しい時間を過ごしましたが、周囲がたくさん心配もしてくれて、応援もたくさんしてくださったので、うまく乗り越えることができました」と感謝を伝えた。
そして「今回の事態を経て、私は今まで私が見たことのないところを見るようになりました。ニュースを見ながら1年間の平均麻薬事犯が2万人余りに達するという事実と、青少年の麻薬事犯が恐ろしく増加したという事実、彼らのうち、治療機関で治療を受けられる人が2万人余りのうち1年に500人にも満たないという胸の痛む事実を知った。それで行動しなければならないと考えるようになった」と、麻薬撲滅のための財団を設立した理由を明かした。
なおG-DRAGONは今年10月、麻薬使用疑惑が浮上した。だが、その後の捜査で毛髪や爪からは薬物成分が検出されず、12月19日に“嫌疑なし”で終結した。そして12月21には長年在籍していたYGエンターテインメントを離れ、AIメタバース企業のギャラクシーコーポレーションに所属すると発表した。
G-DRAGONの投稿全文は以下の通り。
◇
クォン・ジヨンです。
今回、直接会って挨拶し、話したかったのですが、そうできなくて非常に残念です。
新しく迎える一年にどのような挨拶をしようか、私のどのような話を伝えようか、たくさん悩みました。
ご存知のように、最近大変な時間を過ごしましたが、周囲がたくさん心配してくださり、応援もたくさんしてくださって、うまく乗り越えることができました。すべての方々に感謝します。
今度の事態を経て、私は今まで見たことのないところを見るようになりました。
ニュースを見て、1年間の平均麻薬事犯が2万人余りに達するという事実と、青少年の麻薬事犯が恐ろしく増加したという事実、彼らのうち治療機関を通じて治療を受けられる人が2万人余りのうち1年に500人にも満たないという胸の痛む事実を知りました。それで行動しなければならないと考えるようになりました。
◇G-DRAGON プロフィール
1988年8月18日生まれ。本名クォン・ジヨン。2006年にBIGBANGのメンバーとしてデビュー。BIGBANGのリーダーで、グループ内ではラッパーを担当している。作詞・作曲、そしてプロデュースのスキルにも定評があり、数多くの楽曲をヒットさせた。2019年10月に除隊。2022年4月に『Still Life』を発表して約4年ぶりにカムバック。2023年6月にYGエンターテインメントとの契約が終了した。
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