オーディション番組『少年ファンタジー』を製作したPHUNKYスタジオが、1位に選ばれたユ・ジュンウォンが提起した専属契約効力停止仮処分の申請棄却に対して立場を伝えた。
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ソウル西部地方裁判所は11月24日、PHUNKYスタジオが地上波放送局MBCと締結した契約により、『少年ファンタジー』の製作費総額81億ウォン(約9億2000万円)中、71億ウォン(約8億1000万円)をすでに負担し、事実上、その代価として債権者をはじめとする決勝進出者のマネジメントおよびエージェンシーとしての権限を委託された点と、ユ・ジュンウォンも出演契約に同意して出演した点などを勘案し問題がないと判断した。
特に、「債務者(PHUNKYスタジオ)が提示した契約の内容は、大部分が文化体育観光部告示大衆文化芸術家(歌手)の標準専属契約書に従ったものと見られる。債権者(ユ・ジュンウォン)が指摘する内容が、上記標準専属契約書と比較して、債権者に特別不当なものと見ることは難しい」と説明した。
続いて「今まで提出された資料だけでは、PHUNKYスタジオがユ・ジュンウォンに無理な要求をした、あるいは、これによって信頼を傷つけるほどに至ったと見るには足りない」と指摘した。
また、「否定的な認識を誘発しうる記事掲載を要請する方法で債権者の芸能活動を妨害してはならない」というユ・ジュンウォン側の要求についても、裁判所は「その内容が抽象的だったり過度に広範囲で執行が可能なほど特定されたりしたとは見難い」とし、「虚偽事実でない報道に対して記事掲載禁止を求めることはできず、債務者が債権者との専属契約締結前後に発生した事実をマスコミに提供することに対して禁止を求める権利がない」と付け加えている。
このような判断にPHUNKYスタジオは、仮処分棄却命令で悔しさが解消されたことに対して安堵しながらも、「裁判所の判決を尊重する。残りの日程もうまく処理する」と短く伝えている。
なおFANTASY BOYSは9月21日にミニアルバム『New Tomorrow』を発表して正式デビューした。予定されていた12人組ではなく、11人組でのデビューだった。
PHUNKYスタジオは9月、ユ・ジュンウォンを相手に30億ウォン(約3億円)相当の損害賠償訴訟を提起している。
(記事提供=OSEN)
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