日本で人気を呼んだ韓流ドラマに出演してその名と顔が有名になった俳優・女優たちがいる。
彼らは今、どうしているのだろうか。
シリーズでお届けする意欲企画。
今回は、今年春までNHK総合テレビで放映され、最近はテレビ東京系列の『韓流プレミア』でも放映された韓国時代劇ドラマ『オクニョ 運命の女(ひと)』で、主人公オクニョを支えたユン・テウォン役を演じた俳優コ・スのその後について紹介しよう。
『オクニョ』で主人公を支えたのがユン・テウォンだった。
【写真】韓国時代劇『オクニョ』のその後。あの女優や俳優はどうしている?
演じたのは二枚目スターのコ・ス。1998年に芸能界デビューし、ドラマでは『グリーンローズ』(2005年)や『クリスマスに雪は降るの?』(2009年)、映画では『白夜行』(2009年)や『高地戦』(2011年)、『マルティニークからの祈り』(2013年)などで確かな演技を披露した。
彼にとって『オクニョ』は7年ぶりのドラマで、自身初の長編時代劇だった。
「普段からイ・ビョンフン監督の作品がとても好きで、一度お仕事をご一緒したいと思っていたんです。脚本をチェ・ワンギュ作家が担当されるということも大きかった。イ・ビョンフン監督とチェ・ワンギュ作家を信じて、出演を決めました」と語っているコ・ス。
機転が効いて義のためなら大胆な行動にも打って出るユン・テウォンの姿は頼もしかったが、それもそのはず。コ・スは2012年に結婚し、一男一女の父でもある。責任感を漂わすあの存在感は、私生活の充実とも無関係ではなかったのかもしれない。
『オクニョ』は韓国では2016年4月30日~11月6日に放送されたが、『オクニョ』終了後は『ルシッドドリーム』(2017年)、『復讐のトリック』(2017年)、『天命の城』と立て続けに3本の映画が公開された。
そして2018年にはドラマ『胸部外科:心臓を盗んだ医師』に主演。医師としての信念と家族の命の間で悩み葛藤する外科医を演じた。
来年2020年にはドラマ『マネーゲーム』の主演が決まっているコ・ス。同作は韓国の運命がかかった最悪の金融スキャンダルの中で、その悲劇を防ごうと奮闘する人々の物語で、イ・ソンミン、シム・ウンギョンら実力派俳優たちと共演する。
来年1月から放映開始となる『マネーゲーム』でも、コ・スらしい頼もしい演技を見せてくれるに違いない。
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