元フェンシング韓国代表で“美人剣士”と知られるナム・ヒョニが、再婚予定だったチョン・チョンジョとの性的関係について言及した。
ナム・ヒョニは10月30日、CBSラジオ『キム・ヒョンジョンのニュースショー』に出演し、「ある日(チョン・チョンジョが)私の隣で横になって、自分が男だということを露出した。見せる露出ではなく、ちょっと戸惑う(スキンシップが)先にあった」と明かした。
これに対してキャスターが「性関係を試みたという意味か」と尋ねると、ナム・ヒョニは「はい」と答え、「明らかに男性だったのか」という質問にも「はい」と回答。「とても慌てた。私が生きていて、そのような方を見たことがなかったから」と説明した。
ナム・ヒョニは「性転換手術をしたという部分に少し戸惑ったが、その人が選択したことだから、ただ友達として尊重してあげたい気持ちが大きかった。実際に(性転換した身体)を見てはいない。見ることになれば、私もどんな心の変化が生じるかわからず、少し怖かった。その人が苦労して私に性転換手術の告白をしたと思ったので、その部分を人として尊重してあげたかった。私が体を見たときは、実は重要部位を除いて残りを見たので、何かをつけていたりしたわけではなかった」と説明した。
続いて「実際に男女間の行為が多く行われたわけでもない。ところが私の周りの方々には、私がとてもそれを好きなように話していた」と吐露した。
また「チョン・チョンジョが睾丸移植を受けたと話した。不可能だと感じたが、もう一方では、それでも大企業(チョン・チョンジョが婚外子だと主張したPホテル)だから、医学的にそのような部分にもっと力を入れたのではないかと思った」と話した。
そして「悪夢のようだ。こんなことが起こり得ることなのか。被害者があまりにも多く出ていて、本当に悪いことをしてきた人なのに、そのような悪魔を私が信じて一緒に過ごした時間を考えると、“どうしてこんなことができるのだろう”という気がする」と明かした。
ナム・ヒョニはチョン・チョンジョから高価なプレゼントを受け取り、SNSに自慢してきたことに対して「最初から私にブランドをプレゼントした。ブランド品で飾るのは適応できなかったが、(チョン・チョンジョが)上位0.01%の父兄を相手にフェンシング事業をしているのだからブランド品の服を着て高価な車に乗るべきで、そうすれば母親たちから文句を言われないとプレゼントしてくれた。本人がショッピングしてセッティングしておいて、私がSNSに載せないと寂しがった。プレゼントは全部返したい」と述べた。
ナム・ヒョニは現在の状態について、「子供は学校にも行けず、アカデミーも閉鎖している。物議をかもして申し訳ない。フェンシング界に役立つ人になりたかったのに、私のせいで本当に申し訳ない」と涙を流した。
今後の計画と関連しては「被害を受けた方々に申し訳ない気持ちはあるが、私は顔を見たこともなく、見たとしても連絡先を共有した間柄ではない。私の家族とアカデミーの先生たちも被害を受けたので、早いうちにチョン・チョンジョを告訴する予定」と付け加えた。
先立ってナム・ヒョニは10月23日、韓国の女性誌『女性朝鮮』のインタビューでチョン・チョンジョ氏と再婚すると明かした。2人は今年1月に初めて出会い、親交を深め、1年足らずで結婚を決心したという。
インタビューでチョン・チョンジョは、財閥3世、アメリカ生まれ、そして長らくアメリカで過ごしていたと自身を紹介。世界各地を飛び回りながら、アート・スポーツ教育事業、IT事業などを行っていると述べていた。
しかし、このインタビューの公開直後、チョン・チョンジョの経歴や性別は嘘で、詐欺の前科持ちという疑惑が浮上。祝福ムードから一転、騒動となった。続いて実際に詐欺行為が明らかになると、ナム・ヒョニは「私も騙された」と伝え、チョン・チョンジョをストーキング容疑で告発した。
また、情報提供を受けたソウル江西(カンソ)区議会のキム・ミンソク議員が26日、前日にチョン・チョンジョを詐欺および詐欺未遂の疑いで告発したと明らかにしている。
現在、チョン・チョンジョは投資金詐欺事件、結婚詐欺事件、デートアプリ詐欺事件、財閥3世詐欺事件、アメリカ投資詐欺事件、1人2役詐欺事件、その他の詐欺事件など、あらゆる疑惑に包まれている状況だ。
◇ナム・ヒョニ プロフィール
1981年9月29日生まれ。韓国・京畿道出身。身長154cm。大韓民国の元フェンシング選手。オリンピックは過去4大会に出場し、2008年北京大会で個人銀メダル、2012年ロンドン大会で団体銅メダルを獲得した。2011年に元自転車競技韓国代表のコン・ヒョソクと結婚、2013年4月に第一子となる娘が誕生したが、2022年8月に離婚を発表した。現在はソウル江南区でフェンシング教室「ナム・ヒョニ・インターナショナル・フェンシングアカデミー」を運営している。
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