BTS(防弾少年団)のJUNG KOOKが米音楽フェスで“基本権”を強調した。
JUNG KOOKは9月23日(現地時間)、アメリカ・ニューヨークのセントラルパークで開かれた「グローバル・シチズン・フェスティバル」(GCF)にヘッドライナーとして出演。このイベントは、国際市民運動団体「グローバル・シチズン」が主催する大規模な慈善コンサートだ。貧困、飢餓、気候変動など、世界的な問題に関する認識のため2012年から始まった。
ラフなデニムシャツ姿で登場したJUNG KOOKは、ソロ曲『Euphoria』『Still with You』でステージを開始。続いて『Seven』をフィーチャリングしたラッパーのRattoと共に披露し、注目を集めた。そしてBTSの大ヒット曲『Permission to Dance』『Dynamite』『Butter』のメドレーでステージを終えた。
今回、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ローリン・ヒルと共にヘッドライナーを務めたJUNG KOOK。「すべての人が、すべての場所で、食事と教育のような基本的な権利に近づけるよう、私たちの影響力を継続していこう」と強調した。
先立って2021年にはBTSとして出演し、韓国の国宝・崇礼門を背に『Permission to Dance』『Butter』を披露したことがある。そして今回JUNG KOOKは、K-POPソロアーティストとして同フェスに出演した初めての人物となった。
K-POP界からはJUNG KOOKのほか、Stray Kidsのバンチャン、チャンビン、ハンで構成されたユニット3RACHAも出演し、『HEYDAY』『TOPLINE』などを歌った。リノ、ヒョンジン、スンミンは20日の交通事故の影響で不参加だった。
3RACHAもJUNG KOOK同様、「私たちが正しいと思うことを実践することが重要だ」とし、「世界には気候危機や貧困など多くの問題がある。私たちの声を集めることが重要だ。未来のために私たちと一緒にいてほしい」と世界にメッセージを伝えている。
◇JUNG KOOK プロフィール
1997年9月1日生まれ。本名チョン・ジョングク。2011年に放送された韓国のオーディション番組『スーパースターK』(Mnet)シーズン3の予選で脱落。デビューは逃したものの、多数の大手芸能事務所からオファーを受けた(現在所属するBig Hitエンターテインメント・現HYBEもそのうちの1つ)。本人は、「事務所見学の際にRMのラップに感銘を受けて入社を決意した」と振り返っている。その後、2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、世界的な人気を誇るトップスターとなった。
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