韓国ボーイズグループiKONのBOBBYが、麻薬投薬で脱退した元メンバーのB.Iを擁護して議論を呼んでいる。
BOBBYは9月11日、自身のインスタグラムに英語で長文を書いた。BOBBYは「彼(B.I)は私の兄弟であり、私もあなたたちの気分を理解する。後輩たちに悪い影響を与えたが、それでも私は未だに彼を愛している」と伝えた。
続けてBOBBYは、B.Iも自分の非を認めており、「すべてのことを商業的に考えるのはやめよう。彼が良い人であることを忘れず、反省する機会を与えよう」と述べた。
そして「許しは人間ができる最も崇高なこと」と付け加えた。
またBOBBYは「これは7人支持、6人支持といったことに関することではなく、政治的に利用しようということでもない」とし、「いずれにしてもファンの心を理解するということを言いたかった。この論争を終えよう」とも記した。
これはB.Iのいない“6人組”としてのiKONを支持するか、彼を含めた“7人組”のiKONを支持するかというファンの議論について述べたことと見られる。
麻薬投薬でグループに迷惑をかけて脱退したB.Iを公開的に擁護するBOBBYの今回の文章は、大きな注目を集めている。
先立ってB.Iは2019年、2016年3月と4月に計3回にわたって大麻やLSD(幻覚剤)を購入して投薬した容疑をかけられた。その容疑で2021年9月に懲役3年、執行猶予4年を言い渡されたB.Iは、現在も執行猶予期間を過ごしている。
一連の騒動でB.IはiKONから脱退し、YGエンターテインメントとの専属契約も解除となった。
またBOBBYは2021年8月、SNSを通じて結婚と妻の妊娠を発表。直筆手紙で「僕は愛する人と結婚を約束した。9月に父になる」と伝え、ファンに衝撃を与えたりした。
iKONは2022年にYGエンターテインメントとの専属契約が終了し、2023年1月に143エンターテインメント所属となった。去る5月には新アルバム『TAKE OFF』をリリースしている。
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