デビューを控えた新グループ「RIIZE(ライズ)」のメンバー、スンハンの謝罪はファンの心に届くだろうか。
RIIZE・スンハン本人も、所属事務所SMエンターテインメントも、そしてファンも大騒ぎだ。
デビューを控えて準備に拍車をかけなければならない時期に、違法に流出した私生活写真で議論となり、スンハンとSMは当惑する状況を迎えることになった。スンハンは正式デビュー前に“私生活議論”というレッテルを貼られ、ファンもがっかりしている状況だ。
スンハンが心を込めた謝罪文で直接立場を明らかにしただけに、ファンの心を変えることができるか注目される。
最近、オンラインコミュニティやSNSで、スンハンと見られる男性が女性に口づけをしている“キス写真”が拡散された。
その写真の男性がスンハンと推測され、スンハンが「体調不良」を理由に音楽番組の撮影を欠席したことで、大きな関心を集めることとなった。デビューを目前にした状況での危機だった。ファンにきちんと挨拶をする前にプライバシーの問題が浮上したため、グループとしてもスンハンとしても困る状況だった。
スンハンは8月30日、公式SNSを通じて「デビューを控えた本当に重要で決定的な瞬間に個人的なことでチームに被害を与え、メンバーたちと会社職員の方々にも失望を与えた。自分も怖くて不安な気持ちが先立ったので、いち早く謝罪できなかった点に対しても申し訳なく思っている」と謝罪文を掲載した。
スンハンは写真流出について、自らの責任を感じて反省した。スンハンは「誰かを責めたり、弁解したりする余地はなく、このすべてのことは僕の軽率さから起きたことであり、自分の過去の時間と行動を振り返って多く反省した」とし、「自分の行動からチームとファンの皆さんに向けた真心を感じてもらえるよう、最善を尽くして努力する」と明らかにした。
“キス写真”が流出したスンハンは、実際のところ被害者だ。経路が特定されていないが、私生活の写真が彼の同意なしに違法に流出され、拡散されたのだ。さらにイシューが再生産されるなど、スンハン本人に少なからぬ打撃を与えている。不法に流出した私生活の写真で最も被害を受けたのは、他でもなくスンハンだった。
SMもその部分を強調し、無断流出および流布など明白な違法行為からアーティストを保護するという立場を伝えた。SM側は「オンライン上に写真を掲載した者に対して資料を収集しており、追加で掲示および流布、拡大再生産などの2次的な加害を行っている行為に対しても膨大な資料を収集している。犯罪事実が確認される件に対して、すべて告訴を進行する予定」と立場を明らかにした。
もちろんアイドルにとってファンは切り離せない存在であり、彼らにとって私生活の問題は致命的だ。また、デビューを控えた状況で不必要なイシューを作り、グループに被害を与えたことも事実だろう。
それでもスンハンは心を込めて謝罪した。そしてRIIZEの活動に臨む自分の姿で、真心を見せると誓った。スンハンの思いがファンを説得できるか、関心が集まっている。
(記事提供=OSEN)
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