FIFTY FIFTYの所属事務所代表、偏った内容を放送したドキュメンタリー番組に悔しさ吐露「強要してない」

2023年08月21日 話題 #FIFTY FIFTY

ガールズグループFIFTY FIFTYの専属契約紛争を取り扱ったドキュメンタリー番組『それが知りたい』(SBS)と関連して、所属事務所の代表が悔しい心境を吐露した。

【写真】“奇跡のガールズグループ”、FIFTY FIFTYとは?

8月19日に放送された『それが知りたい』では、「ビルボードとガールズグループ-誰が翼を折ったのか」というテーマで、FIFTY FIFTYの専属契約紛争を巡る疑惑を取り扱った。

しかし、世間の関心を集めた外注業者The Giversのアン・ソンイル代表の学歴・経歴詐称や、FIFTY FIFTYメンバーの独自活動のための商標権出願などに対する内容は全く放送されなかった。また、論争の当事者であるATTRAKTのチョン・ホンジュン代表、アン・ソンイル代表といった当事者の声も聞くことができなかった。

放送翌日の20日、チョン代表は本紙『スポーツソウル』のインタビューで、『それが知りたい』が放送した各種疑惑に対して無念な立場を直接明らかにしている。

(写真提供=OSEN)FIFTY FIFTY

番組では、FIFTY FIFTYメンバーのダイエット問題、事務所内の監視カメラ設置などによる精神的被害など、同情を買うような内容が放送された。これらについてチョン代表は「ダイエットを強要したことはない」とし、「さらに、会社スタッフとともにメンバーの体質を考慮した専門的な献立に合わせて提供した」と無念さを吐露した。また監視カメラでメンバーを監視したという主張に対しては「すべての会社に監視カメラはある。コンビニにもあるだろう」とし、メンバーを監視する目的ではないと話した。

番組には、FIFTY FIFTYメンバーたちを近くで見守ったという情報提供者も登場した。この人物は「メンバーたちは何年も地下で熱心に練習していただけなのに、悪口をたくさん言われている」とし、「(チョン代表は)月末の評価に一度も来たことがなく、楽曲が急に成功したからお金を稼ごうとしているようにしか見えない」と批判していた。

チョン代表はこの情報については「私は月末の評価をただ一度も欠席したことはない。私なしでは月末の評価は行われない」とし、「もしも渋滞で遅れたとしても、必ず参加した。そうしてこそ、実力が伸びたメンバーを選んでデビューさせることができるのではないか。毎月のレッスン費もきちんとかかった」と反論。

それとともに「テンパリング(事前接触)、事前公募疑惑、電子記録などの損壊罪、商標権登録など、これまでの疑惑に対しては一つも解消されたことがない」とし、番組に対する不信感も表わした。

なお、FIFTY FIFTYはATTRAKT発の4人組ガールズグループで、昨年11月にデビューした。その後、デビュー4カ月という短期間で楽曲『Cupid』が米ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」にチャートインするという新記録を樹立し、注目を集めた。

しかし6月、メンバーがすべての活動を中断し、ATTRAKTを相手に専属契約効力停止仮処分訴訟を提起したことで、両者の溝が深まっている状況だ。

この過程で、ATTRAKTはFIFTY FIFTYに近づいて専属契約違反をそそのかすような外部勢力が存在するという疑惑を提起。この勢力としてThe Giversを名指しし、6月27日には代表など3人を業務妨害、電子記録損壊、業務上背任疑惑で告訴した。

そして8月17日、FIFTY FIFTYメンバーたちがチョン代表を特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(背任)疑惑で刑事告発するなど、まさにドロ沼状態となっている。

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