「韓国人顔に整形したかった」韓国の“元祖ハーフ美女アイドル”、いじめに耐えた幼少期を語る

2023年07月14日 話題

I.O.I出身の歌手チョン・ソミが、小学校時代の“いじめ被害”を告白した。

【写真】ソミ、2001年生まれと思えぬ大人ボディ

YouTubeで配信中の定期コンテンツ『ソン・ユナ by PDC』では13日、チョン・ソミがゲストとして登場。メインMCの女優ソン・ユナと共に多彩なトークを繰り広げた。

チョン・ソミは映像内で父親である俳優マシュー・ドウマと俳優ソル・ギョングの共演作について触れ、「2人はエレベーターで格闘シーンを撮影したときに親しくなった。そのため、家族同士も団結していた。ソル・ギョングおじさんが私を見て、“多才なのでアイドルをしなければ”と言ってくれた」と明らかにした。

また、チョン・ソミは辛い思いをした幼少期についても触れている。多文化家庭という理由で差別を受けたことを打ち明けた。「小学校のときに初めて韓国の学校に転校した。生徒たちは、はじめは『人形みたい』と優しく接してくれた。その日一日は、人気爆発だった」とし、「転校の翌日がまさに会長選挙日で、みんなに推薦されて参加すると私が圧倒的な票数で会長になってしまった」と当時を振り返った。

(画像=『ソン・ユナ by PDC』より)

この日から、周囲のチョン・ソミに対する扱いが変化したという。

チョン・ソミは「スピーチの準備をしていた女の子がいて、その子はとても悔しくて私のことを嫌った。私が転校してすぐ会長になったから。そのときから、その子をはじめとした生徒たちが私を避けはじめた。3年生から6年生の1学期ぐらいまで、いじめられていた」といじめの経緯について語った。

その内容に関しては、「私の机だけなかったり、読書カードが破られたり、上履きの中にごみを入れられたりした。学校に行けば行くほどひどくなった」と語り、「日記帳に率直に書いて、先生が悩みを聞いてくれたりもした。だけど結果的な方法はないんだな、と思った。ただ毎日が過ぎ去るのを待っていた」と落胆した当時を振り返っている。

「韓国の子供のような見た目になるよう整形させてくれ、とお願いすることもあった」というチョン・ソミの一言は、多くの視聴者の胸を痛めた。

ただ、小学校の卒業時には転機があったようだ。チョン・ソミは「6年生の2学期で、状況を変えなければと思った。いじめのグループに従っていた子に『私はとてもつらい。なぜこれが始まったのかもわからないし、みんなと仲良くなりたい』と話してみた。それがほかの子たちにも伝わって、幸いいじめられたまま卒業することはなかった」と伝えた。

チョン・ソミが率直なトークを繰り広げる様子は、Youtubeチャンネル『by PDC』で見ることができる。

◇チョン・ソミ プロフィール

2001年3月9日生まれ。カナダ出身で父がオランダ系カナダ人、母が韓国人のハーフ。2016年に韓国Mnetのオーディション番組『PRODUCE 101』シーズン1に出演し、I.O.Iのメンバーとしてデビュー。2017年のI.O.I解散後、JYPエンターテインメントからYGエンターテインメント傘下のTHE BLACK LABELに移籍し1stミニアルバム『BIRTHDAY』でソロデビューを果たした。

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