20年以上も韓国入国禁止となっている元K-POPスター(46)、2審で勝訴…母国の地を踏めるのか

2023年07月13日 話題

20年以上も韓国に入国できない歌手ユ・スンジュン(46)が、ビザ発給をめぐる2回目の訴訟で勝訴した。

【注目】ユ・スンジュンが20年も入国できないワケ

7月13日、ソウル高裁・行政9-3部(チョ・チャンヨン、キム・ムシン、キム・スンジュ部長判事)は、ユ・スンジュンがロサンゼルス総領事を相手に提起した旅券・ビザ発給拒否処分取り消し訴訟で、原告勝訴の判決を下した。

裁判所は「再審判決を取り消し、ビザ発給拒否を取り消す。訴訟費用は被告がすべて負担する」と明らかにした。

1997年のデビュー後、数々のヒット曲でK-POPスターの地位に上がったユ・スンジュンは、人気絶頂だった2002年に入隊を控えて出国し、韓国国籍を放棄してアメリカ市民権を取得した。そのため“兵役逃れ”の議論に包まれた。

これに対して韓国の兵務庁と法務部は出入国管理法11条に基づき、ユ・スンジュンに対する入国禁止措置を下した。

ユ・スンジュン

彼は2015年9月に在外同胞ビザ(F-4)を申請したが、ロサンゼルス総領事館がこれを拒否。ユ・スンジュンは「ビザ発給拒否処分を取り消してほしい」という訴訟を提起した。

1、2審の裁判所はユ・スンジュンの入国を許可しないことが正しいと判断したが、最高裁は事件を再びソウル高裁に送った。破棄差戻し審を経た後、2020年3月、最高裁は再上告審でユ・スンジュンの最終勝訴とした。

そのためユ・スンジュンは、2020年7月にビザの発給を再申請したが、ロサンゼルス総領事館は再び拒否した。ユ・スンジュンは2020年10月、2回目の訴訟を提起した。

2回目の訴訟の1審では、外交当局の主張が正しいと見て、ユ・スンジュンの請求を棄却。ユ・スンジュンはそれを不服として控訴した。

そして7月13日、ユ・スンジュンが勝訴となった。20年にわたって韓国に入国できない彼の現状が変わるのか、関心が集まっている。

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