今度はBLACKPINK・ジェニーだ。
K-POPアイドルの健康問題が次々と表面化している。今度はBLACKPINKのジェニーが体調不良でコンサートを中断したことが明らかになった。
所属事務所のYGエンターテインメントは6月11日、ファンコミュニティプラットフォームWeverseを通じて「本日のBLACKPINKワールドツアー“BORN PINK”のメルボルン公演についてお知らせする。ジェニーが体調不良によりステージを離脱し、最後まで公演をともにすることができなかった」と伝えた。
続けて「ジェニー本人は最後までステージを強行する意思表示をした。しかし、現場医療スタッフからの勧告により十分な休息と安静の措置をとることとなった」と説明した。
ジェニーは本業であるBLACKPINKとしてのコンサート活動はもちろん、有名ブランドのアンバサダー、またドラマ『THE IDOL/ジ・アイドル』への出演と、多忙な日々を過ごしている。それだけに彼女の体調不良は、多方面に少なくない影響を与えると見られる。
ジェニーだけではない。aespaの“日本人メンバー”、ジゼルも最近、健康上の問題で公式スケジュールから外れた。
所属事務所SMエンターテインメントは6月7日、「ジゼルが健康上の理由で“ガバナーズ・ボール・ミュージック・フェスティバル”に参加しない」と明らかにした。
6月9日から11日までアメリカ・ニューヨークで開かれた「ガバナーズ・ボール・ミュージック・フェスティバル」は、ニューヨークで最も人気の高い音楽イベントのひとつだ。aespaはK-POPグループとして初めて同フェスティバルに参加し、メインステージで公演を披露する予定だった。
しかしジゼルの不参加が決まり、カリナ、ウィンター、ニンニンの3人で参加することになった。aespaは6月10日(現地時間)、メインステージで計10曲を歌って会場を盛り上げたが、やはり完全体で晴れ舞台に立ってほしかったという印象を抱いてしまう。
他にもRed Velvetのジョイが今も活動に復帰できずにいる。
4月26日、SMエンターテインメントは「ジョイは最近、体調不良で病院を訪問し、相談および検診を通じて治療と安静が必要だという医療陣の所見を受けた」とし、「ジョイは当分スケジュールに参加せず、休息を取りながらコンディションの回復に努める計画だ」と発表した。
ジョイ本人も5月4日、「早く良くなって早く会えるようにもっと私が努力する。心配してくれたラビ(ファン名“RedVelvet”の略称)たち、本当にごめんなさい」とし、「早くまた会いたい。ありがとう、愛してます!」と伝えた。
しかし、それから1カ月が経っても活動を再開できていないのが現状だ。Red Velvetは5月24日から6月6日まで行われた初の欧州ツアーに、ジョイを除いた4人で参加することを余儀なくされた。
人気ガールズグループのメンバーが次々と体調不良で離脱しているなかで、ファンの心配の声が増え続けている。彼女たちが精神的・肉体的に追い込まれないよう、早急な対策が求められている。
■息が切れても止まることを許されないK-POPアイドルの“闇”
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