また新しい“演技ドル”(演技ができるアイドルのこと)が誕生する。
4人組ガールズグループBLACKPINKのメンバー、ジェニーがその主人公だ。同じグループのジスがドラマで2年余り前に先に演技を始めたことに続く歩みだ。
海外ドラマで女優の道にも足を踏み入れたジェニーが、作品でどんな顔を見せるか期待が集まる。
2016年にデビューして以降、世界的に高い人気を博しているジェニーは、本日(5月16日)から開かれる第76回カンヌ国際映画祭に公式招待され、レッドカーペットを歩く。
ジェニーは現地時間の5月22日22時30分、フランス・カンヌのリュミエール大劇場で開かれるドラマ『The Idol』のワールドプレミアに参加する。
ジェニーの演技デビュー作である米HBOオリジナルシリーズ『The Idol』は、人気ポップスターが所属する芸能界と彼らの愛と情熱に関する話を描く。全6部作で編成され、6月4日に北米、および韓国公開(日付未定)を控えている。
第76回カンヌ国際映画祭では、アウト・オブ・コンペティション部門でエピソード2編ほどが映画のように編集されて公開される予定だ。
『The Idol』には、HBOオリジナル『ユーフォリア/EUPHORI』(2019~)を演出したサム・レヴィンソンが共同制作者兼演出者として参加。ジェニーをはじめ、リリー=ローズ・デップ、ザ・ウィークエンド、スザンナ・ソンなどが出演する。
公開されたティーザートレーラーを見ると、リリー=ローズ・デップやザ・ウィークエンドと演技の呼吸を合わせたジェニーが視線を奪う。ドラマの完成度はもちろん、世界中の観客や評論家はジェニーの初演技にどんなレビューを残すことになるだろうか。
いずれにしてもジェニーが演技活動で成功しているペ・スジ、少女時代・ユナ、イム・シワン、EXO・ディオ(ト・ギョンス)などに続き、“演技ドル”としてスタートを知らせたわけだ。
一部からは「ジェニーは演技に向くスタイルではないようだ」という疑問も出ているが、彼女は人気ガールズグループのメンバーという事実を消したとしても、明確な長所を持っている。
誰にも真似できない魅力的なビジュアルを燃料に、俳優としての“新しい顔”が期待されるのだ。何よりもステージ上のカリスマ性あふれる姿とは異なり、初めて演技に挑戦するだけに、どんな姿を見せるかだけでも期待が大きい状況だ。
ジェニーが初めての作品でどんな成果を上げるか関心が集まる。彼女も前述した“演技ドル”たちのように、大衆から愛されるアーティストになる可能性は疑えない。
(記事提供=OSEN)
◇ジェニー プロフィール
1996年1月16日生まれ。2016年にBLACKPINKのメンバーとしてデビュー。グループ内ではメインラッパーとサブボーカルを担当。2018年に『SOLO』でソロデビューを果たす。同曲のミュージックビデオの再生回数は4億回を超えた。ファッションブランド「シャネル」のビューティーアンバサダーとしても活躍。どんなアイテムも難なく着こなし、「存在そのものがブランド」と呼ばれるほど圧倒的な存在感を放っている。
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