チョン・ジヒョンが、個人間取引最高価格130億ウォン(約13億円)を記録したペントハウスを2022年に購入していたことがわかった。
5月10日、韓国メディア中央日報は「チョン・ジヒョンと彼女の夫は昨年9月30日にソウル城東(ソンドン)区・聖水(ソンス)洞に位置する取引価格130億ウォンのペントハウス、アクロソウルフォレスト47階を共同買収した。13分の12がチョン・ジヒョンの持ち分だ」と報じた。
同メディアはさらに「全額現金で購入したと推測される」と伝えており、チョン・ジヒョンは買収後の住所を当該のペントハウスに移したという。
1997年のデビューと同時にトップスターに浮上したチョン・ジヒョンは、財テクで卓越したセンスを発揮して不動産界でも一目置かれている。2021年には、購入当時(2007年)86億ウォン(約8億6000万円)のビルを230億ウォン(約23億円)で売却し、144億ウォン(約14億4000万円)の差益を得たことが話題に上った。
また、昨年はソウル江西(カンソ)区・登村(トゥチョン)洞に位置する商店ビルを505億ウォン(約50億5000万円)で購入して話題を集めている。当該のビルは愛敬(エギョン)グループと軍人共済会が共同で建てた不動産開発会社である(株)AMPLUS資産開発が2019年2月に地上3階建て(延べ面積5098平方メートル)で建築し、2021年3月に350億ウォン(約35億円)で国民銀行に売却されたものだ。
購入当時チョン・ジヒョンは、売買契約の締結から3週間で所有権移転登記を終えた。新韓銀行が当該のビルに336億ウォン(約33億6000万円)の根底当権を設定していたが、そもそもの設定比率が融資金の110%であることを考慮すると、チョン・ジヒョンが200億ウォン(約20億円)のキャッシュと305億ウォン(約30億5000万円)の不動産担保融資を受けたと推測される。
チョン・ジヒョンは以前から、ソウルだけで4軒の不動産を所持する「不動産王」として知られている。所持物件はいずれも一等地に位置するものばかりで、今後の動向にも注目が集まっているところだ。
◇チョン・ジヒョン プロフィール
1981年10月30日生まれ。17歳の時にモデルの友人の撮影見学に行った際、関係者に声をかけられ、ファッション誌の表紙モデルを務め、芸能界デビューを果たす。1998年にドラマ『私の心を奪ってみて』で女優デビュー。2001年に主演映画『猟奇的な彼女』が社会現象になるほどの大ヒット作となり、「国民の初恋」という愛称で爆発的な人気を集めた。その後、2014年のドラマ『星から来たあなた』は韓国のみならずアジア全域で大きな人気を得た。
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