韓国バラエティ『最近の育児 – 菌のかけらのような我が子』(原題、チャンネルA)では、「ゲームが止まると壁に頭をぶつける、老いて授かった息子」の話が公開される。
スタジオには11歳の一人息子を育てる父親と叔母が登場。パネラーたちは番組初となる叔母の出演に驚く。
叔母は、44歳でやっと授かった息子を持つ弟のために、自ら事情を申請したという。紹介映像から始まり、愛嬌たっぷりの息子に微笑ましくなったのも束の間、ハンマーでPCモニターを壊しながら泣き叫ぶ衝撃的な行動が続く。果たして、息子はどのような問題を抱えているのだろうか。
まず、日常を収めたVTRでは夕食中の3人が映し出される。だが、息子は何も言わずに茶碗を差し出し、父は慣れたようにご飯を混ぜて渡す。それだけでなく、小学4年生の息子の全身を隅々まで洗ってあげたあと、寝かしつけまでするという。
これを見守っていた叔母は「何から何までしてあげている」とし、父の育児態度に不満を吐露。これに対して番組MCでカウンセラーのオ・ウニョンは、幼い子供を育てている親たちが犯しやすい育児ミスを指摘するのだった。
続いて別の映像では、宿題中にPCでゲームをしようとする息子を制止する叔母の姿が映し出される。遊びたかったゲームができなくなると、泣き出した息子は怒りを抑えきれず、床に頭をぶつけて自分の頭を殴るなど、見るに堪えないほどの危険行動でパネラーを驚愕させる。
だが突然、息子は父にハグを要求。この行動に対してオ・ウニョンは「駄々をこねる子供を抱いてはならないが、この子は少し違うケース」とし、息子が問題行動のあとに「抱きしめて」を繰り返す意外な理由を分析して皆を驚かせる。
そして2年前に突然この世を去った妻・母の追悼樹を訪れた父と息子。互いに抱き合って嗚咽する2人の姿に、スタジオにも涙が流れる。
その夜、厳しさの必要性を強調する叔母に父は「言う通りにしてやれば、母親のことを考えないのではないかという考えもあり…」とし、息子を甘やかす理由を明かして残念さを醸し出す。
『最近の育児 – 菌のかけらのような我が子』は、毎週金曜20時より韓国で放送中。
(記事提供=OSEN)
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