『太陽を抱く月』のチョン・イルと『ガール・コップス』のラ・ミランのW主演作『高速道路家族』が、4月21日よりシネマート新宿ほかにて全国公開となる。
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本作は、ホームレス一家と裕福な訳あり夫婦、2つの家族の偶然の出逢いが火種となるパラサイティック・スリラー。第27回釜山国際映画祭で「『パラサイト 半地下の家族』に次ぐ大傑作」「ユーモア、サスペンス、アクション…映画のすべてが詰まった衝撃作」と称され、本国の公開でも、観客・批評家の熱狂を呼び、スマッシュヒットを記録した話題作だ。
公開を約2週間後に控えた今回、冒頭映像が解禁となった。
ギウ一家が、朝焼けの干潟を楽しそうに移動する幻想的で美しい場面から始まる映像には、廃線となった駅のホームで休憩を取りながら、線路の上や田園沿いの道など、自然豊かな風景の中を歩いていく家族の姿が確認できる。
フェンスを飛び越え、ついに目的のサービスエリアに到着すると、ギウは駐車場でターゲットを見つけ、財布を無くしたのでガソリン代の2万ウォン(約2000円)を貸してほしいと、見ず知らずの人に頼み込む。断られそうになったところで子供たちが出てきて、無事にお金を借りることに成功。そのお金を使い、家族4人でカップラーメンを啜って和気あいあいと食事をする様子が切り取られ、サービスエリアを転々とし、他人にお金を借りながら暮らすホームレス一家の暮らしぶりを垣間見ることができる。
そして、一足先に本作を鑑賞したシンガーソングライターのK、高橋愛、SHIHO、韓国のエンタメ情報に詳しいラジオDJの古家正亨、お笑いコンビ・ジャガモンド斉藤正伸など、総勢30人が絶賛コメントを寄せている。
ぜひ、ご紹介をお願いいたします。
以下、絶賛コメント(順不同・敬称略)
K(シンガーソングライター)
主人公たちがそれぞれ深い傷を抱えながら生きている姿に小さい光のような希望を感じました。
きっと僕らも気づいてないだけで、もうすでにその幸せを手にしているかもしれない。
高橋愛(俳優・モデル)
人間とは こんなにも儚く美しい生き物なのだな、と感じました。
一生懸命生きる家族がどんどん形を変えていって
でも、そこには必ず愛がある。
こんなにもみんなが愛に溢れているのに、どうしてこんなにすれ違ってしまうんだろう。
子供達の「お父さんも一緒に暮らしちゃダメなの?」と言う
真っ直ぐなセリフが心に刺さりました。
俳優さんの演技がとにかく素晴らしく、子供達の演技にも心打たれました!
SHIHO(モデル)
運命とはなんだろう。
人として、親として、この世を生きていく上で、大切なことは一体何なのか。
全ては自分が創りだすものだからこそ、それについて考えさせられる映画だった。
古家正亨(ラジオDJ・MC)
真の豊かさとはなにか。
それは富める者だけが持てるものなのか。
それとも貧しくとも「幸せだ」と感じる者が持てるものなのか。
この映画のエンディングは、その「解」を観客に委ねるのだ。
相沢梨紗(でんぱ組.inc)
心のブラックホールを埋め合うように引き寄せ合う人々。
家、家族、愛、お金…。
求めれば苦しく、諦めれば虚しいのか。
人が幸せに生きる為に、幾つの要素が不可欠なのか…
いつか、その答えは見つかるのか?と考え込んでいます。
あんこ(映画超好き芸人)
2つの訳あり家族が出会い起きてしまった化学反応は、予想外のラストを生み出しちゃった!!
この映画ハッピーエンドだったのかアンハッピーエンドだったのか…しばらく考え込んで座席から立てなかったよ!
人や社会の温もりと冷たさが交差する、飴と鞭の物語。心かき乱してくる傑作!!
ISO(ライター)
通過地点であるはずのサービスエリアから抜け出せない家族に、
"モノを生まれ変わらせる”リサイクル家具屋の店主が手を差し伸べる。
人が人を助けるのは素晴らしいこと。だが本来貧困から人を救うのは人情ではなく福祉のはず。
この格差社会を描く寓話の顛末を、どうしても他人事だとは思えない。
一宮彩夏(Jams Collection)
高速道路のSAで暮らす家族にまず衝撃を受けましたが、
お金によって少しずつ豹変していく父、子供たちを守ろうとする母、
まさかの衝撃の展開に最後まで目を離せません!!
私たちが今、普通に生きてる世界が当たり前じゃない、
人と人との繋がりで変わっていく環境や感情を是非見て欲しいです!
桂まり(ライター)
チョン・イルさんは、優しくかつ頼れる役が多く、紳士でファッショニスタとしてつとに知られる。
そんな彼が驚きを隠せない新境地で魅了、
さらにどの作品でも心を掴んで離さないラ・ミランさん、
チャーミングなキム・スルギさん、そして子役の存在感も尋常じゃない。
傷ついた心とどう向き合うか、深く考えさせられ余韻が残る。
加藤るみ(タレント・映画コメンテーター)
世の中はそんなに甘くない。
負の連鎖は続いていくが、断ち切る力が必要だということ。
父親にやるせない想いを抱きながらも、断ち切れない愛の意味をずっと考えていた。
怒涛の展開に瞬きする余裕はない。
佐々木俊尚(作家・ジャーナリスト)
投資詐欺に巻き込まれてダメになっていった夫の人生、
それにけなげに付き合いながらも、この生活からどうしても脱したいと願う妻。
このふたりの思いが交錯し、そこに彼らを支えようとする家具店主が寄り添っていく。
物語も脚本も演技も素晴らしく、たしかに『パラサイト』以来の傑作と言わざるをえない。
オススメ。
清水あいり(タレント)
"子は親を選べない"
そして、どれだけ苦しい環境に置かれても
心が離れる事はない、離れられない、血の繋がったたった一人の親だから。
だけどウニは"この親を選んで"生まれてきたのかもしれない…
この子にとっての家族とは?幸せとは?
すごく考えさせられ、胸が締め付けられる作品でした。
ウニの優しくて力強い目の演技に感情揺さぶられました。
ジャガモンド斉藤(映画紹介人・芸人)
過ちを犯して社会から爪弾きにされたとしても、”家族”だけは帰れる場所だと信じたい…!
しかし、家族は個人と個人の集合体で、
誰かを守るために何かを犠牲にするある種の社会なのかもしれない。
この映画、静かで残酷だ。
SYO(物書き)
孤独を打ち消す安息の場所か、個の意志を縛りつける鎖なのか。
貧乏は普通か?一緒にいることが本当に正解か?幸せとは?
気持ち一つで変動する「家族」の価値を、リアルタイムに活写。
自身と断絶したエンタメだと傍観していたら、その影は足元に。
かれらを蝕む貧富の延長に我々はいる。確信的にこわい映画だ。
末廣末蔵(ジャンル映画大好きツイッタラー)
高速道路で生活する家族、どん底ながらも、家族の絆と他人への親切心に溢れる韓国社会では不思議な多幸感さえ感じさせる日々。しかし破滅的な暮らしは徐々に心身を蝕み、辿り着いた安らぎの地ではこれ迄のツケが一気に回って来る悪夢の展開に…彼らの幸せを心底願わずにはいられないラスト、あなたにはどう映っただろうか?
立石晴香(女優)
近年、身近に感じる格差や物理的に恵まれていても心が満たされない人もいる混沌とする世の中。
それぞれのキャラクターの抱える背景を渾身のお芝居で表現していて、「幸せ」とはなんだろう、と呼びかけられる。
胸が痛くなるような熱くなるような心に刺さる一作でした。
ビニールタッキー(映画宣伝ウォッチャー)
これは衝撃…。
困っている人にそっと手を差し伸べる優しい物語が心を温かく包み込み、同時に心を引き裂く。
傷付いた者同士の絆が愛を生み、時に愛を遠ざける。
本当の人間ドラマとはこんな風に喜劇と悲劇が深く混ざり合ったものなのかもしれない。
まつきりな(タレント)
タイトルとビジュアルから目を引く作品ですが、終わった後、家族について考えさせられました。
どんな形であれ家族。家族という呪いのようなもの。
自分がどういう環境で育ったか。そういったところでも、作品の見方や捉え方が人それぞれ違うと思います。
後半になるに連れ引き込まれていく展開と演技力がすごく素敵でした。
峰島こまき(ナナランド)
家族のあるべき形、親になるという責任がこうやって現実になるんだなとすごく思いましたし、「母」という存在が子供のためにと覚悟を決める強い2人にすごく心を打たれました。
幸せとは何なのか、家族と過ごせる事が幸せなのかすごく考えさせられる映画でした。
私は親に会いたくなりました。
そして最後の驚きの展開に注目です。
ミヤザキタケル(映画アドバイザー)
何故そんな生活を選ばなければならなかったのか。
断片的に語られるものの明示はされず、彼ら家族に寄り添うのは難しい。
そういった描き方をマイナスにも感じるが、その寄り添えなさには一考の余地がある。
見知らぬ他人の心の内は覗けない。手を差し伸べるには理由がいる。
映画的というよりも現実的な人の描き方が、
無関心・不寛容なこの社会で他者を思い遣れることの意義を問う。
みんしる(韓流イベントMC)
高速道路のサービスエリアにテントを張り生活をするホームレス親子。
家族さえいれば幸せだったはずの生活は、ある「善意」をきっかけに形を変えていく。
父親を演じたチョン・イルの熱演が凄まじく、思いもよらない結末に苦しくなった。
この家族の「幸せ」はどんな形だったら良かったのだろう。
見終わった後も余韻が残る。
山崎敦子(フリーライター)
多くを語らずして深い悲しみをにじませるラ・ミランの繊細かつハートフルな演技。
これでもかというくらい汚れ役に徹したチョン・イルの圧巻。
貧しさとは? 家族とは? 幸せとは?
シンプルだけど奥深い普遍のテーマが心に迫り、観終わった後もなお胸を締め付ける。
雪見みと(女優)
家族の絆だけでは説明できない、慈悲とか恩愛とか、曖昧な情について考えさせられる作品でした。
衝撃の結末に私は「よかった」と思ってしまったけど、賛否両論が生まれるな~これは!
今すぐ誰かと語りたい!
Yumi(フリーアナウンサー)
社会の深刻な裏側をリアルに描いていて胸が締め付けられたが、
子供達の純粋さと賢さに一筋の希望の光を見た。
チョン・イルさんの鬼気迫る演技は、もはや“時代劇プリンス”のイメージを見事に払拭している。
韓国ドラマ好きのだらだら子(韓国作品ライター)
観る前と後で、今まで見ていた世界が違って見えてくる。
もし自分ならどうする……?と正解のない問いを投げかけてくるようで、
明日からどう生きるかを考えずにはいられなくなる。
金承福(韓国語専門の本屋チェッコリの店主)
愛と情の違いが分る映画でした。
家族が一心で人の情けを乞うシーンと
子どもが段々恥を知っていくシーンは本当に見事でした。
80年代スーパーアイドルだったイ・サンウンの歌が流れていてびっくり。
軽やかなリズムと中性的なボイスで、中盤から20代になって映画を見ました。
音楽の力って時空を自由にしてしまうんですね。
KEI(韓国系インフルエンサー)
「2万ウォンだけ貸してください」日本円にするとたった2,000円程度。
そんな一言がきっかけで〝人生〟が狂うなんて誰が想像できただろうか……。
あっという間の128分。とんでもない結末が待っているこの映画、シェアせずにはいられない。
見終えた後に〝本当の幸せとは何か〟思わず誰かと語り合いたくなる作品。
にこ(韓ドラライター)
サービスエリアを転々とするホームレス家族と、
裕福な訳あり社長夫婦が出会ったことから想像を超えた衝撃の結末に、
コメディタッチの冒頭の楽しさからは思いもよらない展開へと進むストーリーで、
言葉にできない感情で胸がいっぱいに。
「2万ウォンだけ貸してくれませんか?」チョン・イルの壮絶圧巻の体当たり演技が見事。
韓流エンタメ情報局・ゆうやん(韓国ドラマ系YouTuber)
社会から疎外された家族をまるで独立映画のような生々しさで描き出す。
その独特な世界観が私たちを惹きつけるわ。
泥臭さ満点な父を演じたチョン・イルの名演を初め、助演から子役まで韓国俳優の演技力が一際光る。
家族とは?幸せとは?その意味を考えさせられる強烈なメッセージと衝撃のラストに注目!
MIU(韓国系インフルエンサー)
詐欺は決して良い事ではないけれど、冷たい現実の中にある人々の温かい一言は、誰かを救うかもしれない。
社会も守ってくれなかった家族に手を差し伸べる1人の女性を通して、人と人との絆や信頼、家族の大切さを感じる事ができる作品。
出演陣の演技に圧倒され、またサービスエリアを転々とする家族の視界に温かい自然が広がるなど、美しい演出にも楽しめました。
配給:AMGエンタテインメント
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公式サイト:https://kousokudouro-kazoku.jp
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