4月3日に韓国で放送されたバラエティ番組『オ・ウニョンレポート-結婚地獄』（原題、MBC）が、2049同時時間帯視聴率（20歳～49歳を対象とした視聴率）で3週連続1位を記録した。
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視聴率調査会社ニールセンコリアによると、『結婚地獄』は1.5%を記録し、同日同時間帯の番組で1位に輝いている（ドラマを除く）。
3日の『結婚地獄』には、自身を除くすべての人と親しい夫のために、限りなく寂しいという妻の事情が公開された。
夫は、姉が経営する店の同僚として妻と出会った。互いに誠実で優しい姿に惹かれ、ゴールインしたが、夫の大きすぎる“知人愛”のせいで妻はいつも自尊心が傷つき、悲しかったと明らかにする。
それだけでなく、交際時のデートはいつも夫の姉と3人でしていたとも明かし、視聴者を驚愕させた。妻は、夫が単なる姉弟としての愛を超え、夫婦の空間を侵していると感じていたという。
夫もまた、自身の苦情を認めてくれない妻のせいで息が詰まっていたようだ。会話をすれば喧嘩になる、真剣な話を交わしたこともないという冷え切った夫婦に向けた、オ・ウニョン博士のヒーリングレポートが公開された。
普段から姉に特別な愛情を見せていた夫のせいで、尋常ではないストレスを抱えていた妻。過去、夫は姉の引越しを手伝うため、次男の生後100日を記念する写真撮影にも来なかった。
今の家族よりも姉を選んだ夫を憎たらしいと思った妻は、夫が自分を家族の一員と思っているのか疑問まで抱いたと話し、残念な気持ちを吐露する。
これらの行動が示すように、実は夫にとって姉は格別な間柄だった。腹違いの兄弟がいる家庭環境で、唯一血の繋がった関係だったのが夫と姉だった。それに権威的な父親のせいでとても辛かったという。
一方、妻もまた、自身の幼少期のエピソードを打ち明けた。
激しい酒乱だった父親が酒を飲んで帰宅する日には、キッチンに行って包丁を隠さなければならなかったほどだったという。なので、夫がお酒を飲んで帰ってくる日にはいつも緊張していたそうだ。
オ・ウニョン博士は、妻の酒に対するトラウマによって夫の酒問題を敏感に受け入れただろうと指摘し、2人の傷に深い憂慮を示した。また、夫が変わった家庭環境で育ったことをもう少し理解すれば、妻の心が楽になるだろうと説明した。
ほかにも、妻が過度な性生活に感じる恐怖の理由も明らかに。計画していなかった妊娠でできた子供を出産した当時、癒着が激しく、命の危険に直面したという妻は、その記憶がトラウマとして残るほど衝撃が大きかったと告白した。
その事件以後、夫は妻にパイプカットを受けると約束したが、いざ手術しようとしたら怖くなった。だが妻の話を聞いた夫は「私があまりにも自分のことばかり考えていた。配慮しなかった」と心からの謝罪をし、妻の涙を誘った。
そして手術を終えて帰ってきた夫を見て、妻は「初めて私のことを配慮しているようだ」と再び涙を流した。夫もまた、「今まで申し訳なかった」と妻の痛みに共感し、これまで表現できなかった言葉を伝えていた。
これまで夫婦の話を見守ってきたオ・ウニョン博士は、「夫は善悪の問題よりも、考えと心に対する受け入れが必要。妻は、些細な部分まで規則的かつ体系的に動く人だ」と分析した。意図はしなかったが、過去に受けた傷から生成されたものが、互いを傷つけただろうと説明している。
加えて、それぞれが過去に経験したことについてじっくり話を交わすことで、互いが知らなかった深い傷を理解してみるようアドバイスしていた。
（記事提供＝OSEN）
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