飲酒運転で警察に立件されたボーイズグループWINNER出身のナム・テヒョンが頭を下げた。
3月10日、所属事務所NONAMEミュージックが公式立場を発表し、「ナム・テヒョンの過ちにより、ご心配をおかけしたことを心より謝罪申し上げる」と伝えた。
まず所属事務所は、飲酒運転事故の状況を説明した。
所属事務所は、「ナム・テヒョンは2023年3月8日午前3時30分頃、江南（カンナム）で知人たちとの集まりを終えた後、代行運転手の車を待っていた知人たちの車を塞いでいる自分の車を5mほど移動させて再び駐車し、呼び出した自車の代行運転手を待とうとした」と述べた。
続けて「その過程でナム・テヒョンが駐車させようとした車のドアを開けていたところ、ナム・テヒョンの車と通りかかったタクシーのサイドミラーがぶつかる事故が発生した。ナム・テヒョンは衝突直後、タクシー運転手の被害を見て、被害を受けた部分に関して十分な補償を約束した」と話した。
一部のメディアで、タクシーに衝突した後に何十メートルかナム・テヒョンが運転したと報じていたが、それについては否定した。
所属事務所は「ナム・テヒョンはタクシーと衝突した後、数十メートル運転したのではなく、前方におよそ5m移動させて再び駐車した」と正した。
とはいえ「飲酒状態だったにもかかわらず、瞬間的に軽率な判断をした点は、弁解の余地がない」と謝罪した。
ナム・テヒョンの騒動は飲酒運転だけではない。
昨年、恋愛バラエティ番組『ハートシグナル3』（チャンネルA）出演者のソ・ミンジェが自身の個人チャンネルに「ナム・テヒョンがヒロポンをした。そして私の部屋か会社のキャビネットに使った注射器がある。そして私を殴る」「ナム・テヒョンと私はポンジェンイ（ヒロポン投薬者）」という文章を掲載して波紋が広がった。
この暴露を受けてソウル龍山警察署は、ナム・テヒョンを対象に内偵捜査に着手。ナム・テヒョンとソ・ミンジェは「恋人の間に争いがあった」と突然、公開熱愛を告白する荒唐無稽な釈明で非難を浴びたりした。
麻薬の疑いをかけられているナム・テヒョンが、飲酒運転事故まで起こしたことで、ますます非難の声が広がっている。
所属事務所の公式立場全文は、以下の通り。
◇
こんにちは、ナム・テヒョンの所属事務所NONAMEミュージックです。
まず、事実関係の確認のために公式立場の表明が遅れたことについて謝罪いたします。所属アーティストのナム・テヒョンの過ちにより、ご心配をおかけしたことを心より謝罪申し上げます。
ナム・テヒョンは2023年3月8日午前3時30分頃、江南で知人たちとの集まりを終えた後、代行運転手の車を待っていた知人たちの車を塞いでいる自分の車を5mほど移動させて再び駐車し、呼び出した自車の代行運転手を待とうとしました。
その過程でナム・テヒョンが駐車させようとした車のドアを開けていたところ、ナム・テヒョンの車と通りかかったタクシーのサイドミラーがぶつかる事故が発生しました。ナム・テヒョンは衝突直後、タクシー運転手の被害を見て、被害を受けた部分に関して十分な補償を約束しました。
ただ、一部のメディアが報道したのとは違って、ナム・テヒョンはタクシーと衝突した後、数十メートルを運転したのではなく、前方におよそ5m移動させて再び駐車しました。飲酒状態だったにもかかわらず、瞬間的に軽率な判断をした点は、弁解の余地がありません。
ナム・テヒョンは自分の過ちを深く反省しており、今後の警察の取り調べに誠実に臨み、過ちに対する処罰を甘んじて受けます。皆様に深く謝罪申し上げます。
当社もまた、このような事件が発生したことに対して責任を痛感しています。当社は本事件の解決のために最善を尽くし、今後、所属アーティストの管理に慎重を期して、二度とこのようなことが発生しないよう努力します。もう一度、皆様にご心配をおかけして申し訳ありません。
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