韓国鉄道公社(KORAIL)の職員がBTS(防弾少年団)のリーダーRMの乗車券情報をはじめ、住所、携帯電話の番号など個人情報を無断で閲覧した事実が明らかになった。
韓国SBSの『8ニュース』報道によると、3月1日、韓国鉄道公社の職員A氏は情報技術(IT)開発業務を担当しており、2019年から3年間、RMの個人情報を閲覧した事実が自主監査で明らかになった。
同社はA氏が「RMの予約内訳を確認して実物を見てきた」などの話をしたという他の職員の情報提供により、監査を行った。
韓国鉄道公社の関係者は、「この職員が個人情報を無断照会したが、外部流出の状況は確認されなかった」とし、「この事件後、個人情報照会時にポップアップウィンドウが出たり、照会理由を入力したりする機能を開発して施行している」と伝えた。
職員A氏は「RMのファンで、個人的な好奇心で照会した」と明らかにしたという。
韓国鉄道公社はA氏を職位解除し、懲戒手続きを踏んでいる。
そんな報道を受けてRM本人は3月2日、自身のインスタグラムに関連ニュース画面をキャプチャし、「^^;;」という絵文字で心境を伝えた。
具体的なコメントはなかったものの、3年間も個人情報を見られていたという複雑な心境が伝わってくる。
なおRMは最近、ソロアルバム『Indigo』で活動し、バラエティ番組『知っていても役に立たない神秘的な人間雑学辞典–アルスルインジョブ』(原題)のMCを務めたりした。
◇RM プロフィール
1994年9月12日生まれ。本名キム・ナムジュン。グループ内ではリーダーとメインラッパーを担当しており、英語が堪能な頭脳派でもある。BTSメンバーの中で最初にBig Hitエンターテインメントに加入したのがRMで、事務所代表のパン・シヒョクはBTSのデビューの経緯について「RMのような子はデビューさせなければいけないと思った。BTSを作ったきっかけは彼だ」とコメントしている。最年少メンバーのJUNG KOOKも「事務所見学の際にRMのラップに惹かれて事務所に入った」と明かしており、実力とカリスマ性を兼ねそなえた人物といえる。
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