『君の名は。』(2016年)の379万人、『ハウルの動く城』(2004年)の261万人に続き、韓国で公開された日本アニメ映画の歴代3位となる記録だ。
去る1月27日から2月7日まで12日連続で日別動員数1位を守っているため、この勢いであれば『ハウルの動く城』の記録が破られる可能性が高い。
“無限N次観覧”(何度も繰り返し劇場に訪れて鑑賞すること)という造語を作った「スラムダンクに狂った人々」のおかげだ。
あの頃の郷愁を感じながら、もう一度思い出に浸る30~40代はもちろん、日本アニメ特有のトレンディな感覚とストーリーで新しいファンまで獲得している状況だ。
そんなヒットに応えるように映画『スラムダンク』側は来る2月11日、湘北バスケットボール部5人の声を担当した声優カン・スジン(桜木花道=韓国名カン・ベクホ役)、シン・ヨンウ(流川楓=ソ・テウン役)、オム・サンヒョン(宮城リョータ=ソン・テソプ役)、チャン・ミンヒョク(三井寿=チョン・デマン役)、チェ・ナクユン(赤木剛憲=チェ・チス役)と、バスケ部マネージャー“彩子さん”を演じた声優ソヨン(イ・ハンナ役)の舞台挨拶を用意した。
映画『スラムダンク』が韓国で2023年の日本アニメの口火を切ったとすれば、3月には新海誠監督が帰ってくる。
3月8日に封切りを控えた『すずめの戸締まり』は、偶然災難を呼ぶドアを開くことになった少女・鈴芽と、その村を訪問した青年・草太の運命的な話を盛り込む。
新海誠監督は2016年の『君の名は。』を通じて、日本でなんと1928万人を動員する大記録を打ち立てた。興行収入は251億7000万円だ。以降、『天気の子』でも1000万人の動員に成功し、日本アニメの“巨匠”として定着した。
韓国にも新海誠監督のファンが多い。そのため『すずめの戸締まり』の公開を指折り数えて待つ声があふれている。『スラムダンク』の人気のバトンを、そのまま『すずめの戸締まり』が引き継ぐ見通しだ。
2023年の第1四半期、日本アニメの“襲撃”がすさまじい。
(記事提供=OSEN)
■【写真】『スラムダンク』の聖地に韓国美女が降臨!? 小平奈緒の親友