5000万ウォン（約500万円）相当の詐欺に遭ったAOA出身のクォン・ミナが苦痛を訴えた。
クォン・ミナは2月6日、自身のインスタグラムに「私に詐欺をするのはやめて」と書いた。
先立ってクォン・ミナは、詐欺被害に遭ったことを伝えたことがある。彼女は当時、「物々交換をしようという通知が出てきて、お互いに気に入ったバッグを変えることにした。そのバックが5000万ウォン相当で、約束通り5000万ウォン分の物々交換をすることにし、連絡先、名前、住所を交換した」と伝えた。
続けて「クイック（配達サービス、バイク便）を取り交わすことにしたが、私だけ5000万ウォン相当の品物を約束通り送り、相手は品物を受け取ったが、私には約束した品物を送らずに行方をくらませた。後でクイックのおじさんに聞いて知ったが、住所もすべて嘘で、連絡先に連絡してみたら他の人が出た」と説明していた。
今回の投稿も、その詐欺被害についての心境告白だった。
彼女は「数千万ウォン…そうして億単位、そうすると人が死ぬ。殺人鬼たちよ」とし、「そうして人々は私に悪口を言うだろう。“その頭でなぜ生きるのか？”、“やられそうだからやられのだ”と言いながら」と、詐欺被害者である自身をけなした人々に怒りを表した。
同時に公開されたキャプチャ画像には、クォン・ミナが行政サービスと思われる相談員と交わした対話内容が含まれた。クォン・ミナは「まだ脱税と出てきます」「私は○○しそうです。とても怖いです。もう」「私にだけこんなことが起こるのでしょうか」と感情を吐き出した。
特にクォン・ミナは「お金を稼いでみようといろいろ調べていたが、悪人が多すぎる」とし、「あまりにも残忍だ。ヨンジンみたいなもの。彼らの実名やどんな会社に勤めているか、素顔を公開してはいけないのか、本当に」ともどかしさを表わした。
彼女が出した“ヨンジン”とは、Netflixのドラマ『ザ・グローリー～輝かしき復讐～』で校内暴力の加害者であるパク・ヨンジンのことと見られる。
なおクォン・ミナは2012年にガールズグループAOAのメンバーとしてデビューしたが、2019年に脱退。その後、AOAのリーダーだったジミンから約10年間、いじめられたと暴露し、大きな騒動を巻き起こした。その影響でジミンはAOAを脱退している。
以降もクォン・ミナはSNSで刺激的な暴露を続けて幾度となく物議を醸した。
◇クォン・ミナ プロフィール
1993年9月21日生まれ。2012年7月にガールズグループAOAのメンバーとしてデビューした。2019年にAOAを脱退し、女優に転向。ドラマ『本当に良い時代』『お願い、ママ』『病院船～ずっと君のそばに～』などに出演した。しかし2020年7月、なんの前触れもなく、AOA活動当時、リーダーのジミンから継続的に嫌がらせを受けていたと暴露して波紋を呼んだ。騒動の余波でジミンはAOAを脱退した。
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